「マウスの使いすぎで手首が腱鞘炎で痛い」
「負担の少ないトラックボールマウスが気になる」
このような悩みを持つ人にオススメしたいのがトラックボールマウスです。
私もパソコン仕事が多いので1日ずっとパソコンを使うことも珍しくなく、手首がピリピリと痛みます。
そこで、手首の負担が軽いと言われるトラックボールマウスを使ってみたら、これが快適快適。
ヨドバシカメラの店舗に何度も足を運んで色々な実機を触ってみて、最終的に購入したのが「Logicool」の「M570t」というワイヤレスのトラックボールマウスです。
この記事では、実際にトラックボールマウスの「M570t」を使用してみて私が感じた使い心地を中心にご紹介したいと思います。
操作性が良くて手首の疲労軽減とデスクをスマートにしてくれる良いマウスでした。
ちなみに現在は後継機である「M575」が登場しているので、購入はこちらの新型の方をおすすめします。
詳細についてはこちらのレビュー記事を参照下さい。
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【ロジクール M575 レビュー】初めてのトラックボールはこれ一択と言っていい
目次
ロジクール「M570t」の紹介
スペックを確認
- 製品名:ロジクール ワイヤレストラックボール M570t
- 本体サイズ:145(幅)×95(奥行)×45(高さ)mm
- 本体重量:142g
- センサー方式:レーザー
- 解像度dpi:540
- 対スピード性能 インチ/秒:最大20
- ボタン数:5
- スクロールホイール:有
- 水平スクロール:無
- 使用電池:単三形乾電池×1
- 電池寿命:最大18ヶ月
- 操作距離:最大10m
- 無線方式:アドバンス2.4GHz(Unifying対応)
- 保証期間:3年間
対応しているパソコンは「Windows XP~10」と「Mac OS X 10.5以降」と幅広いので、どのパソコンでも問題なく使えると思います。
やっぱり5ボタンマウスは使いやすいです。電源も電池式で18ヶ月と長寿命であり、保証期間も3年間と長くて安心できます。
私がこの製品を選んだ理由
まず、トラックボールマウスにはボールの位置によって3種類が存在します。
- 親指タイプ
- 人差し指&中指タイプ
- 手のひらタイプ
私にとっては初めてのトラックボールマウスだったので、通常マウスに近い操作性と言われている「親指タイプ」を選択しました。
結果的にこれが大正解で、今では全く違和感なく操作できています。
他のトラックボールマウスの候補として、エレコムやケンジントンから販売されている製品も店舗で実機を触ってみましたが、私にはこの「M570t」が最もボールを転がす感覚が気持ち良かったです。
同じロジクールの製品では「MX ERGO」という上位互換の機種がありますが、こちらはロジクールオンラインストアの価格で13,970円(税込)と、初めてのトラックボールマウスとしては価格が高すぎるかなと思いました。
発売時期は2013年と少し古いですがトラックボールマウスとしての完成度は高く、現在も人気のある売れ筋の機種です。価格も5,000円前後で安定していたのでこのマウスにしました!
「M570」と「M570t」の違いについて
結論から言うと両者の違いは「保証期間が異なるだけ」であり、トラックボールマウス本体は全く同じ製品のようです。
マイナーアップデートで製品名を変えて価格を維持するのはどこの企業もやることなので普通だと思います。
この機種に関して言えば、価格差があまりないのに保証期間が2年も違うので購入するなら「M570t」の方をお勧めしたいと思います。
ロジクール「M570t」の使い方と感想
外観デザインが美しいと思う
ちなみにパッケージはこんな感じになっています。

パッケージの背面に切れ込みがあってバリバリと開けられます

正面から見るとこんな感じで5ボタンタイプです

操作側から見た感じです

裏面はこんな感じです
本体裏側には上下左右に滑り止めが付いていて本体を固定してくれます。
電池は単三形乾電池が付属しているのですぐに使用できます。USBレシーバーも電池と同じところに格納されていました。
接続はパソコンにUSBレシーバーを挿すだけでOK
「M570t」に付属しているUSBレシーバーをパソコンに挿入するだけで何も設定せずともトラックボールマウスを使用することが出来ました。
ただし、パソコンのUSBポートを1つ使用してしまうので注意が必要です。

私はUSBハブでUSBポートを拡張しています
パソコンのUSBポートが不足する人はハブ等でポートの拡張をしてみて下さい。
初めてでも操作しやすく遅延もない
本体は緩やかなカーブを描くフォルムとなっていて、肩から腕にかけてリラックスした状態で手を被せるようにすると自然とフィットしてくれます。
手の小さな女性でも手のひらを置く位置を前の方にすれば、楽々とボタン操作ができると思います。
ボールのサイズ感もちょうどいいし、回転もスムーズでストレスフリーです。
初めてトラックボールマウスを使う人は凄く違和感を覚えると思いますが、数日も使えば慣れることができます。
そしてやっぱり5ボタンマウスは使いやすいです。
- ①左クリック
- ②右クリック
- ③ホイール
- ④進む
- ⑤戻る
「進む」と「戻る」ボタンは人先指で操作できるので、親指を常にボールの上に置いておけるのが操作しやすくて好きです。
最近の無線ワイヤレスのマウスは電波が途切れることもないし、遅延することもないので安心して快適に使用することができます。
パソコン側の設定でボールを転がした時のカーソルやポインタの移動距離も変更できます。
この「移動距離」の設定を自分好みの速度に微調整するとより使いやすくなります。
ただし、ホイールを左右に動かすことはできません。チルトホイールを使いたい人はこの製品ではなく、上位互換の「MX ERGO」の方が向いていると思います。
耐久性やチャタリングに問題がある?
「Amazon」や「価格ドットコム」のレビューをチェックしてみると、耐久性の低さが目立ちます。例えば、意図せずクリックが連続入力されてしまうチャタリングなどです。
私の経験上ですが、マウスが本来の役目を果たせなくなる時ってほぼ100%チャタリングが原因だと思います。
今回の「M570t」は購入して1週間ほどの使用でのレビューなので耐久性は分からず、もしかしたらそのうちチャタリングが出るかもしてません。
とは言え、こちらの製品は購入から保証期間が3年と長いので故障したら交換してもらえばいいかなと安心して購入できました。
ロジクール「M570t」の総評
この記事では「Logicool」のトラックボールマウス「M570t」をご紹介しました。
- 初めてのトラックボールマウスでも違和感なく使える。
- 裏面の滑り止めによってマウス本体がズレなくて使いやすい。
- ワイヤレスのトラックボールマウスはデスクの上がスマート。
- ベストセラーの安定感と長期保証の安心感がある。
- 初心者はボールの操作に数日の慣れが必要です。
- チルトホイールではないのでホイールは上下のみ。
操作性もコスパも良いのでトラックボールマウスの最初の1台に最適だと思いました。
マウスやキーボード操作が原因で腱鞘炎に困っているor予防したい人、またはパソコンのデスクがゴチャゴチャしてしまう人にお勧めの一品です。
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