紙の本と電子書籍を比較したメリットとデメリットを知りたい!
このような疑問に答えられるように記事にしてみました。
私も昔から本が好きで大人になってからも読書の趣味はずっと続いています。
と言っても読書比率は、漫画6割、小説2割、雑誌1割、実用ビジネス書1割といった具合なのでほぼ漫画です。笑
私の場合、最初は「省スペース目的」で電子書籍に切り替えただけだったのですが・・・。
今となってはパソコンやスマホ、タブレットで漫画が読めるのは快適そのものでもう紙には戻れません。
そこでこの記事では、
- 漫画を電子書籍で読むメリットとデメリット。
- 私の電子書籍による漫画生活の例を紹介。
これらについてお伝えしたいと思います。
読書が好きな私が、実際に紙の本と電子書籍を読み比べて感じていることを中心にまとめました。
電子書籍サービスの導入を考えている人の参考になれば嬉しいです。
電子書籍で本を読むメリット
まずは電子書籍のメリットからお話しします。
- 紙の単行本や雑誌よりもかなり安く買える。
- いつでもすぐに購入できて読める。
- 本の表紙やページが折れる心配がない。
- 省スペースで持ち運びも自由自在。
- 読書のための機能が充実している。
- 無料、買い切り、読み放題、レンタルと楽しみ方が自由。
それぞれ詳しく解説していきたいと思います。
紙の単行本や雑誌よりもかなり安く買える
普通に本体価格が安いです。
実際にコミックの「鬼滅の刃1巻」で比較してみるとこんな感じです。
Kindle版(電子書籍)が418円でコミック(紙)が440円です。
その価格差は22円と微々たる差に見えますが・・・。
長期的に見れば漫画を大量に買うことになるので、20巻も買えば1巻無料で買えるほどのお得があるということです。
そして、それよりも重要なのがこっちです。
電子書籍を提供する各社が打ち出しているお得な制度です。
- セール割引
販売価格が安くなっていることがある。 - クーポン割引
販売価格に対して◯◯円や◯◯%の割引を適用する。 - ポイント還元
その電子書籍サービス内で使用できるポイントが得られる。
これらのお得な制度を活用することで、紙の単行本よりも遥かに安く買うことが出来ます。
漫画好きの私としては、このお得さは見逃せないです。
実際に私も「鬼滅の刃全23巻」を電子書籍で揃えました。
鬼滅の刃全23巻を「紙で買うと10,670円」ですが「電子書籍で買うと7,200円」で揃えられました。
「鬼滅の刃」以外でも使えるクーポンを利用したので、気になる人は是非チェックしてみて下さい。
-
【鬼滅の刃を電子書籍で安く】全23巻が7,200円で買えるおすすめの方法
いつでもすぐに購入できて読める
インターネットと閲覧用の端末さえあれば、24時間いつでもどこでも買うことが出来ます。
書店に買いに行く必要もなく、ネット通販で届くまで待つ必要もありません。
紙の単行本の場合だと超人気作品は在庫切れが続き、超不人気作品は絶版になったりします。
ですが、電子書籍には品切れや絶版で読めなくなる心配がないのも嬉しいポイントです。
本の表紙やページが折れる心配がない
私の場合、漫画は「漫画喫茶で一気に大量に読む派」でした。
そして、本当に気に入った作品だけ紙の単行本で購入していました。
そんなお気に入りで購入した単行本を不注意によって「紙折れ」させてしまって何度落ち込んだことか・・・。
電子書籍は紙折れの心配がないので凄く気が楽です。笑
省スペースで持ち運びも自由自在
漫画を紙の単行本で集め始めると、本棚がどんどん埋まってしまいます。
確かに、本棚に背表紙が全巻揃っているのは見ていて壮観ですが、スペースの確保には限界があります。
漫画本を次々に購入しても場所を取らない電子書籍はかさばることなく優秀です。
スマホ1台あれば、何百冊もの漫画をポケットで持ち運んでる感覚になり愉悦を覚えます。
ただし、電子書籍データを保存することで、端末の容量は埋まっていきます。
外付けのSDカードや、容量の大きい端末を準備するなどの対策が必要です。
読書のための機能が充実している
機能面は電子書籍サービスによって多少の違いがあります。
ですが、どのサービスでもだいたい実装されている便利機能があります。
- しおり機能を共有
パソコン、スマホ、タブレットで「しおり」を共有できるので、端末が変わっても続きから読むことが出来る。 - タイトルの検索機能
購入した漫画が大量にあっても、作品タイトルを入力すればすぐにアクセス出来る。 - マーカーやメモ書き機能
漫画を読むときにはあまり使いませんが、小説や実用書を読むときは重宝します。 - 分からない文字の検索
スマホやタブレットの辞書機能で意味が分かったり、そのままネット検索が出来ます。
何をするにしても端末ひとつで完結する手軽さが、電子書籍の良いところです。
無料、買い切り、読み放題、レンタルと楽しみ方が自由
電子書籍には「無料で読める漫画」がたくさんあります。
例えば、人気の電子書籍サービス「BookLive!」では無料で読める作品が17,988冊もあります。
この無料で読めるというのは「BookLive!」に限った話ではありません。
人気の電子書籍サービスでは、少なからず無料で読める分が準備されています。
なので私は、漫画の読める電子書籍サービスやアプリを60個くらいタブレットにダウンロードして巡回しています。笑
次に「買い切り」についてです。
これは皆さんが想像している通り、電子書籍ストアで1冊単位で購入して読むタイプです。
電子書籍の一般的な読み方が「買い切り」となります。
次に「読み放題」についてです。
月額料金を支払うことで対象の漫画本が全て読み放題になります。
コチラの画像は「コミックシーモア」の読み放題のものです。
「読み放題」と聞くと、漫画好きにはたまらない響きですが、漫画喫茶のようにはいきません。
何でもかんでも読み放題になるわけではなく、新刊や連載中の人気作品は対象外だったりします。
自分の読みたいジャンルにマッチした読み放題サービスを見つけるのが重要です。
最後に「レンタル」についてです。
レンタルとは、購入よりも安い価格で1日~3日ほど読めるようになるサービスです。
「有料でもいいから1回だけ読めればOK」という人に向けたサービスです。
1冊あたりの単価が安いので、自分の好きな作品だけ1回通しで読みたい人におすすめです。
ですが、こちらもレンタル可能な対象に新刊や連載中の作品が入っていないことが多いです。
利用する際は事前にどんな作品がレンタルできるのか確認して下さい。
電子書籍で本を読むデメリット
続いて、電子書籍のデメリットについてお話しします。
- 紙の本の肌触りや匂いを堪能できない。
- 家族や友達と貸し借りができない。
- インターネット環境と端末の充電が必要。
- 中古本として販売できない。
- どこでも読めるが注意しないと目が疲れる。
- 運営会社が倒産するリスクがある。
それぞれ詳しく解説していきたいと思います。
紙の本の肌触りや匂いを堪能できない
何だか少し変態みたいな言い回しになりますが言葉通りです。
少しざらついた肌触りに、紙やインクの匂い・・・。
本屋や図書館が好きな人が好む、本独特の感触を堪能できません。
家族や友達と貸し借りができない
「明日あの漫画を貸してくれよ~」みたいなやり取りが友達と出来なくなります。
なんだか少し悲しいですよね。
電子書籍で購入した漫画には「所有権」がなく「使用権」を与えられていることになります。
そのため、代金を支払った人しか読めないようにされています。
出来ることと言えば、端末に入っている漫画を目の前で読んでもらうところまでですかね。
インターネット環境と端末の充電が必要
電子書籍で運用するには、インターネット環境と閲覧用の端末が必須となります。
そのため、キャリア契約や格安SIM、Wi-Fiなどのネット環境の整備と、端末代の初期費用がかかります。
とは言え、このご時世ですから、ネット回線の使えるスマホはお持ちの人が多いと思います。
端末の充電がなくなると何もできなくなるというデメリットはスマホと同じように注意が必要です。
中古本として販売できない
電子書籍はデータなので実物の本がなく、中古本として売ることは出来ません。
ただ、新刊くらいじゃないと高値で売れないですし、新刊を買うほど気に入っている漫画は売らないですよね。
どこでも読めるが注意しないと目が疲れる
私は、仕事でも趣味でもパソコン使いまくりマンです。
おまけに、夜更かしも頻繁にするので常に目が疲れています。笑
そんな疲労の溜まっている目で、電車の中で「iPhone12 Pro」の6.1インチサイズのディスプレイで漫画を読みまくるものですから、疲れ目です。
私は対策として実施したのは、
- 漫画は10インチのタブレットで読むようにする。
- 就寝前にベッドの薄暗がりの中では読まない。
- ブルーライトカットのフィルムを貼る。
- 疲れ目を癒す「アイグッズ」を使う。
このあたりを意識して漫画を読みまくっています。
特に「めぐリズムの蒸気でアイマスク」は「目のケアしてる~」って気持ちになれます(気持ちいいです)
運営会社が倒産するリスクがある
運営する企業が倒産してもすぐに閲覧できなくなることは無いみたいです。
ですが、DRM(デジタル著作権管理)によって、電子書籍のデータは原則として別の端末に移動が出来ません。
よって、電子書籍データの入った端末が古くなって買い替えのタイミングがきたら漫画データともサヨナラとなるようです。
しかし「リスク」の話をするのであれば、紙の単行本にもリスクはあります。
火事や地震、津波などの大災害で紛失する可能性は少なからず0ではありません。
なので、電子書籍を利用する場合は、人気のある大手メーカーが手掛けるサービスを選んだ方が安心できます。
私の電子書籍による漫画生活
最後に私の漫画ライフの運用を簡単に紹介したいと思います。
私には、紙の単行本よりも電子書籍の便利さが合っているみたいです。
私が使用している端末たち
私はパソコン、タブレット、スマートフォンで電子書籍を読みます。
まずはパソコン。
ディスプレイは23インチとパソコンとしてはちょっと小さめですが、電子書籍を読むには十分なサイズです。
雑誌の見開きや小さな文字もよく見えます。
タブレットは「2020年モデルのiPad Pro」です。
タブレットはごろ寝しながら漫画を読むのに最高ですね。
タブレットは過去に7インチから11インチまで使用していましたが、最低でも10インチはないと電子書籍が読みづらいと感じます。
最後に「iPhone12 Pro」です。
スマートフォンは外出時でも手軽に読めるのが凄く便利。
でもさすがに画面は小さく、漫画の吹き出し文字は顔を近づけないと読みづらいです。
これらの3端末をフル活用して漫画を読みまくる生活をしています。
タブレットはもはや漫画専用マシーン化
とにかく、iPadの中には電子書籍サービスのアプリを入れまくっています。
数えたら60個くらい入ってました。
もちろん、アプリによって使い勝手や、作品数など、優劣はあります。
ですが、それぞれのアプリに「無料で読める分」があるので、結局色々なアプリやサービスをチェックしては使用している感じです。
そして、電子書籍の中でも漫画をメインで読む人は、タブレットが最も快適だと思います。
とにかく10インチほどのタブレットは漫画が読みやすいです。
自宅のソファーやベッド、外出先など、どこでも快適に漫画を読むためにタブレットは「必須級」です。
タブレットの中に漫画のデータを保存するので、キャリアと契約が必要なわけではなくWi-Fiモデルで大丈夫です。
私のおすすめはiPadですね、プロじゃなくて無印で十分です。
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タブレットで電子書籍の漫画を読むならおすすめ機種はこれだ
プライム会員ならKindleは絶対に利用すべし
「Amazonプライム会員」の人は「プライムリーディング」が利用できます。
プライムリーディングはKindleの電子書籍の一部を無料で読むことができるサービスです。
Kindleの強みであるジャンルの多さを活かして、色々な種類の本が約1,000冊ほど読めます。
スマホのKindleアプリからプライムリーディングにアクセスするとこんな感じです。
Kindleアプリは使いやすいです。
外出時にiPhoneで途中まで読んでいた電子書籍を、自宅に着いてそのままiPadで「続きのページ」から読めます。
Amazonをよく利用する人は思い切って「Amazonプライム会員」になれば、こんなメリットも受けられるわけです。
無料で読める雑誌や漫画が入れ替わるので、定期的なチェックが欠かせません。
特に、ガジェット系の雑誌などは毎月新号が無料で読めるので愛読させてもらっています。
まとめ:電子書籍に慣れると紙には戻れない
私も最初は、本棚にズラッと並べた漫画の背表紙を見てウキウキしたりしていました。
しかし、もう本が本棚に入りきりません。
そんなこんなで電子書籍に切り替えてみましたがこれが正解。
いつでもどこでも読みたい作品にアクセスできて、お得に読みふけることが出来るので文句なしです。
あなたも電子書籍サービスを利用してみて下さい、快適さを知って手放せなくなると思います。