
でもどのタブレットが漫画を読むのに適してるのかな?
このような疑問にお答えします。
電子書籍の漫画を読むならスマホよりも大画面なタブレットの「iPad」がいいですよ。
この記事では、
- 電子書籍で漫画を読むのに適しているタブレットの選び方。
- 漫画が快適に読めるタブレットのおすすめ。
これらについて解説します。
お気に入りの漫画やコミックをタブレットの中にコレクションできるのが至福です。
漫画好きなら是非ともタブレットは「iPad」を買いましょう!
目次
電子書籍の漫画を快適に読むタブレットの条件
スマホだと画面が小さくて読みづらいし、パソコンだと寝そべって読めない。
漫画を読むならタブレットが最高の選択です。
そんなタブレットを選ぶ際に重要なポイントを解説します。
画面サイズは最低でも8.2インチ
タブレットで漫画を読むのに最も重要なのが画面サイズです。
紙の漫画本と同じ大きさなら違和感なく快適に読めます。
そこで、実際の漫画本の大きさをタブレットのインチに変換してみました。
漫画本の種類 | 漫画本の寸法 | 漫画本の寸法を インチに変換 |
見開きの場合 |
文庫判 (はがきサイズ) |
横105mm 縦148mm |
7.2インチ | 10.2インチ |
新書判 (少年ジャンプの単行本) |
横112mm 縦174mm |
8.2インチ | 11.2インチ |
B6判 (ヤンジャンの単行本) |
横128mm 縦182mm |
8.8インチ | 12.4インチ |
こんな感じですね。
漫画本やコミック本で多いのは少年ジャンプの単行本サイズである「新書判」だと思います。
8.2インチよりも画面サイズが小さいと、実際の漫画本よりも文字が小さくなってしまいます。
つまり、タブレットで漫画を読むなら「最低でも8.2インチ」の画面サイズがあると読みやすいと言えます。
とは言え。
画面サイズが大き過ぎると片手で持てなくなるし、タブレットが重くなって疲れやすくなるのが悩みどころです。
ちなみに11インチのタブレットのサイズ感がこんな感じです。
11インチのタブレットを横向きにすると、ちょうど「新書判」を広げたサイズになります。
タブレットを縦持ちすれば大きく表示、横持ちすれば見開き表示と、使い勝手がいいです。
解像度はフルHD以上を推奨
解像度が低いと漫画のセリフ等の文字が潰れてしまって読めません。。
見やすさに関しては画面サイズの影響も受けるので一概には言えませんが。
今からタブレットを買うなら最低でもフルHDの「1,920×1,080画素」は欲しいところです。
内部ストレージの必要性は電子書籍による
内部ストレージとはタブレットに漫画データを保存可能な容量のことです。
電子書籍をどうやって読むかで内部ストレージの必要性が変わってきます。
- 「漫画アプリ」で読む。
- 「Kindleアプリ」で購入して読む。
- 自分で「漫画本を自炊」して読む。
まず、最も手軽なのが「漫画アプリ」です。
とりあえずジャンプアプリはおすすめです。
他にも色々な漫画アプリが存在しており、紹介しきれません。笑
どのアプリも無料で読める分があるので試してみて下さい。
次に「Kindleアプリ」で漫画本を買って読む方法です。
Kindleで購入した漫画本はタブレットの内部ストレージに保存する必要があります。
ページ数やカラーの有無でデータ容量は変わります。
仮に単行本1冊で約100MB、カラーの多い雑誌は約300MBと仮定します。
すると容量の目安はこのようになります。
内部ストレージ | 単行本1冊 100MB |
雑誌1冊 300MB |
4GB | 40冊 | 13冊 |
8GB | 80冊 | 26冊 |
16GB | 160冊 | 53冊 |
32GB | 320冊 | 106冊 |
64GB | 640冊 | 213冊 |
128GB | 1280冊 | 426冊 |
256GB | 2560冊 | 853冊 |
おおまかな目安ではありますが、32GBで320冊も漫画本が入ります。
最後に、自分で「漫画本を自炊」して読む方法です。
自炊とは、自分が持っている漫画本をスキャナーでデータ化して保存することです。
これを実行するためには、スキャナー装置が必要だったり、作業に時間がかかって疲れるのでここでの説明は割愛します。
とりあえず、内部ストレージは32GB以上のタブレットを選択して下さい。
漫画データはどんどん蓄積されていくので「どの漫画を消して容量を空けようかな・・・」と容量を気にすること自体がナンセンスです。
もし容量不足に陥ってしまっても、外付けSSDなどの外部ストレージを活用すればカバーすることができます。
電子書籍の漫画を読むなら「iPad」しかありえない
結論:電子書籍の漫画を読むならiPadが最適解です。
理由を簡単に説明します。
なぜこのタブレットが適しているのか
そもそも電子書籍が~とか言う前にタブレット界はiPadが最強状態です。
Androidのタブレットってあまり開発に力を入れてないんですかね・・・?
ただ、iPadは高性能な分、価格が高額なので、安価なタブレットも選択肢に欲しいところです。
私の中でおしかったのは「Amazon」の「Fireタブレット」です。
iPadと比べて価格が安いので、これはいいんじゃないかと思いましたが。
電子書籍の漫画を読むには残念ながら解像度が低すぎました。
iPadの解像度が「2,160×1,620画素」なのに対してFireタブレットの解像度は「1,280×800画素」とかなり荒いです。
ただし!
2021年5月26日に「Fire HD 10 タブレット」という新作が発売予定となっており、結構期待しています。
いよいよ解像度がフルHDに対応して「1,920×1,200画素」となるようです。
本体の容量は少なくてもmicroSDカードで拡張できるので問題なさそう。
とは言え。
価格差があるので当然と言えば当然ですが、性能面は全体的にiPadには及びません。
ですので私はiPadの方を強くおすすめします。
現行モデルの比較表
iPadの現行モデルは5機種となっています。
スペックをまとめてみました。
価格はWi-Fiモデルのものです。
製品名 | 12.9インチ iPad Pro(第5世代) |
11インチ iPad Pro(第3世代) |
iPad Air(第4世代) | iPad(第8世代) | iPad mini(第5世代) |
画像 | ![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
画面 サイズ |
12.9インチ | 11インチ | 10.9インチ | 10.2インチ | 7.9インチ |
内部 ストレージ |
128GB~ | 128GB~ | 64GB~ | 32GB~ | 64GB~ |
メモリ | 8GB | 8GB | 4GB | 3GB | 3GB |
本体サイズ | 高さ280.6mm 幅214.9mm 厚さ6.4mm |
高さ247.6mm 幅178.5mm 厚さ5.9mm |
高さ247.6mm 幅178.5mm 厚さ6.1mm |
高さ250.6mm 幅174.1mm 厚さ7.5mm |
高さ203.2mm 幅134.8mm 厚さ6.1mm |
重量 | 682g | 466g | 458g | 490g | 300.5g |
価格 | 128GB:129,800円 256GB:141,800円 |
128GB:94,800円 256GB:106,800円 |
64GB:69,080円 256GB:87,780円 |
32GB:38,280円 128GB:49,280円 |
64GB:50,380円 256GB:69,080円 |
カラー | シルバー スペースグレイ |
シルバー スペースグレイ |
シルバー スペースグレイ ローズゴールド グリーン スカイブルー |
シルバー スペースグレイ ゴールド |
シルバー スペースグレイ ゴールド |
こんな感じです。
各機種に対する私の個人的な意見は下記です。
- 「12.9インチiPad Pro(第5世代)」
:iPadのハイエンド機なので最も高価。漫画を読むには大きすぎて重い。イラストを描く人に向いている。 - 「11インチiPad Pro(第3世代)」
:漫画を読むのにちょうどいいが、価格は高め。漫画以外にもiPadを活用したい人向け。 - 「iPad Air(第4世代)」
:私の中で1番おすすめしたい機種。物理的なホームボタンがなくなって凄く見た目がスマートに。 - 「iPad(第8世代)」
:価格を抑えたい人におすすめ。iPadが4万円以下で購入できるのは凄いこと。 - 「iPad mini(第5世代)」
:コンパクトで使い勝手が良い。漫画を読むのに7.9インチは小さすぎるかも。
どのiPadもそれぞれに良さがあるので、あなたの使い方に合ったモノを選んでみて下さい。
電子書籍の漫画に適したタブレットのまとめ
電子書籍で漫画を快適に読みたいなら「iPad」がおすすめ!というわけです。
その理由をまとめるとこんな感じです。
- 漫画本と同じサイズ感だから、文字が見やすい。
- 解像度が高いので、小さな文字もハッキリと読める。
- 漫画を読む以外にもiPadなら色々と活用できる。
そのiPadの中でも「iPad Air(第4世代)」と「iPad(第8世代)」が特におすすめです!