こんにちは、ツノうさぎです。
今回は、2022年6月に登場したばかりの「EarFun Air S」というワイヤレスイヤホンをレビューします。
イヤホンに必要な機能をほとんどを網羅した「全部乗せ」でありながら、価格は7,000円を切ってくるコスパの高さに注目です。
特にマルチペアリング機能は本当に便利なのでおすすめ。
その機能や使い勝手について、実際に使用しながら確認&紹介していきたいと思います。
ちなみに、YouTubeにも投稿しているので、動画が見れる環境の人は是非ともご視聴ください。
それではいってみましょう。
EarFun Air Sのコンセプト
EarFunの公式サイトでもデカデカと紹介している通り、ワイヤレスイヤホンの最新作がこの「EarFun Air S」となります。
ANC(アクティブノイズキャンセリング)を搭載した高性能なモデルに、新たに「マルチポイント接続」と「専用アプリ」が付きましたね。
搭載している機能群を書き出してみました。
- ANC(アクティブノイズキャンセリング)
- 外音取り込み
- コーデックaptX対応
- ワイヤレス充電
- マルチ接続
- 専用アプリでカスタマイズ
- イヤホンタッチ操作
- 左右どちらでも片耳のみで使用可能
需要のある機能はほとんど搭載していると言って良いですね。
価格は7,000円を切るくらいですが、機能的にテンコ盛りなので、有名メーカーのハイエンド機(3万円とか)は価格が高すぎるよ!という人をターゲットに作られているように感じます。
それでは開封の様子からレビューしていきます。
EarFun Air Sのレビュー
開封と付属品の紹介
パッケージはこんな感じです。
さっそくガシガシと開封していき、付属品は全部でこのようになっていました。
充電ケース、イヤホン、充電用USB-Cケーブル、イヤーピース(全部で4サイズも)、綿棒、取扱説明書、黄色い紙、お掃除の紙です。
最近の「EarFun」には、お掃除用の綿棒が付いてますがそこまで汚れないので使ったことないですw
本体の材質はマットな感じで安っぽくはなく、触り心地がいいです。
充電ケースのフタはマグネットによってパチンと閉じることができます。
イヤホンの出し入れもマグネットの程よい磁力で取り出しと収納が容易です。
イヤホンは片側で約10gと軽めで、充電ケースに収納した状態だと全体で約52gとなります。
サイズも重量もワイヤレスイヤホンとしては標準的~軽量コンパクトな部類に入ります。
俗に言う「うどん型」の形状です。
何だかんだ言って耳に馴染む形状をしています。
個人的にイヤーピースの内側が赤色なのが好き。
バッテリーは有線もワイヤレス充電も可能
充電ケーブルはUSB-Cで良いですが、いかんせんケーブルが短いです。
これに関して「ケーブルはオマケ」程度に受け取ってよいかと思います。
なぜならば、ワイヤレス充電に対応しており、圧倒的に楽ちんだからです。
さっそく充電しちゃいます。
置いておくだけで充電できるのは、毎日使うスマホやワイヤレスイヤホンではもう必須の機能となりました。
バッテリーは、イヤホン単体で5時間再生、充電ケースと併用すれば最長で24時間も使えます。
5時間の連続使用+ワイヤレス充電のコンボで、音楽でも映画でもパワフルに使えます。
基本はワイヤレス充電として、急いで充電したい時だけ有線で充電する感じですね。
取扱説明書は日本語表記ありなので安心です。
正直言って普段は取扱説明書とはちゃんと読まないのですが、今回はマルチペアリングのやり方が分からず結構読みましたw
マルチペアリングでスマホとタブレットを行き来する
私は毎日iPhoneとiPadを使うので、この2機種にてマルチペアリングをしました。
その手順を簡単にですが紹介しておきます。
iPhoneと普通にペアリング
「設定」の「Bluetooth」画面に「EarFun Air S」がいるので選択するだけでOK。
iPhoneのBluetoothをオフ
先ほど「EarFun Air S」をiPhoneに登録が完了しているので、いったんBluetoothを切ります。
iPadと普通にペアリング
最初のiPhoneと同様に普通にiPadでもペアリングをすることができます。
iPhoneのBluetoothをオン
iPhoneでBluetoothをオンに戻せば、マルチペアリングの完了です。これで、iPhoneもiPadも同時に「EarFun Air S」とペアリングできている状態になっています。
最初にこれだけやれば、次回からはケースからイヤホンを取り出すだけで自動的にペアリングされます。
さらに、iPhoneとiPadのどちらか「音を出している方」のペアリングが優先されて自動できり変わるようになります、これは本当に便利です。
2台という制限はあるものの、普段からデバイスを2台使う私にとってはかなり大きなメリットとなります。
音質はもちろん良い、低音が強めな感じ
音質については、一言で言って「低音が強い」です。
ベースやドラムの音がズンズン響いてくるのでロックを聴く人に合っています。
後ほど紹介する専用アプリを使えば低音、中音、高音の強さをイコライザーで調整できるのでご安心を。
それから、片方のイヤホンだけでも使用できました。
右側イヤホンでも左側イヤホンでも、ケースから取り出した方で、音を聴くことができます。
防水等級はIPX5という、9段階中6にあたる防水性能です。
さすがに電子機器だから水没させるのはNGだけれども、雨や汗くらいは気にせずにガシガシ使っていけそうです。
タッチ操作で出来ること
主要な操作だけマニュアルから書き出してみました。
操作 | L側イヤホン | R側イヤホン |
1回タップ | 音量を下げる | 音量を上げる |
2回タップ(LRどっちか) | 再生/一時停止 | |
3回タップ | ゲームモード | 曲送り |
2秒長押し | ANC/外音/ノーマル切り替え | 音声アシスタント |
あれ「曲戻し」がイヤホンタップで出来ないじゃん!と思うかもしれませんが、これも次に紹介する専用アプリでカスタマイズが可能です。
やっぱり専用アプリは必要ですよね。
遂に専用アプリ「EarFun Audio」が登場
ようやく専用アプリに対応してくれました。
ロックをよく聴く私としては、イコライザーで「低音ブースト」させたかったので専用アプリはありがたいです。
EarFun Audio
Earfun Technology (HK) Limited無料posted withアプリーチ
実際の画面はこんな感じです。
イコライザーで自分の好みに合わせて、低音、中音、高音をブーストできるのは普段聴いてる曲の意外な一面を見れたりします。
それから、自分が使いやすいようにLとRのトリプルタップの操作を設定することができます。
ただ、残念なことにトリプルタップの操作しか変更できないので、ちょっとイマイチ。
とは言っても、私の場合はイヤホン側ではなく、デバイス側でしか操作しないから問題はないかな。
ゲームモードの低遅延は期待以上
専用アプリの「EarFun Audio」のホーム画面に「Game Mode」があり、これをオンにすると低遅延モードとなります。
久々に音ゲーを起動するわたくし、果敢にも「難しい」に挑戦するもソッコーで、
遅延がひどくて全く歯が立たず・・・。
ところがゲームモードをオンにすれば余裕のクリア。
いや、ホントに体感で遅延が全然ありません。
大昔からワイヤレスイヤホンを使ってる身としては技術の進化に驚くばかりです。
ライバル機は正直いないかもしれない
今回紹介している「EarFun Air S」の目玉機能でもあるマルチポイント接続はこの価格帯ではレアな機能となります。
最後にスペックをおさらいしておきましょう。
製品名 | EarFun Air S |
価格 | 6,999円(クーポンやタイムセールでより安い) |
片側イヤホン重量 | 約10g |
ドライバー | 10mm径ウール複合素材振動板 |
マイク | 左右各2マイク |
マルチポイント接続 | 〇 |
タッチ操作 | 〇 |
再生時間 | 24時間再生 イヤホン5時間+充電ケース19時間 |
充電規格 | USB-C |
防水規格 | IPX5 |
Bluetooth規格 | 5.2(最新) |
やっぱり7,000円を切る価格帯では破格の機能と言えます。
というかクーポンやタイムセールの時を狙えば、より安く購入することが出来るので要チェックです。
EarFun Air Sのまとめ
この記事では、EarFunの最新のワイヤレスイヤホンである「EarFun Air S」をレビューしました。
超ハイエンドは価格が高くて手が出せないけど、よく分からんメーカーの変なイヤホンは嫌だというあなた!
「EarFun」のイヤホンは使い勝手がちょうどよくてコスパが高いのでオススメです。
この記事で紹介した最新作の「EarFun Air S」はマルチポイントでBluetooth接続できるし、専用アプリで音色の調整もできるし、ワイヤレス充電に、音質や接続も安定していて、言うことなしです。
普段使いとしてどこにでもポケットに突っ込んで持っていける相棒となるでしょう。
最後になりましたが、8月に山の日記念キャンペーンということで、通常価格6,999円のところが、25%オフの5,249円になるそうなので、お気に入り登録しておくと良いでしょう。