お疲れ様です、ツノうさぎです。
iPhoneで写真とか動画を撮影しまくっていたらストレージがパンパンになって、容量不足で困ってしまいました。
どうしたらiPhoneのストレージに余裕を持たせて運用していけるか、対処方法をまとめてみたので、参考にどうぞ。
iPhoneのストレージの確認方法
ストレージについておさらい
ストレージは容量のことであり、写真や動画、音楽、アプリで消費するもの。iPhoneの【設定】の【一般】の【iPhoneストレージ】から現在の使用状況が確認できる。
現在の私の画面はこんな感じです。
ある程度の対策を実施した後なので、余力があるように見えますが、まだアプリを入れすぎかもしれません。全然使っていないアプリが11.62GBもあるようです。
まずはiPhoneのこの画面であなたのストレージ状況を確認して見て下さい。
ちなみに、システムデータというのは、iPhone内のキャッシュデータなので、iPhoneを再起動するだけで多少減らすことができます。
それでは、次項からiPhoneストレージに空きを作っていくための、具体的な施策を見ていきます。
iPhoneのストレージ内データを減らす
まずは、使用していない不要なデータを削除していきましょう。
使用していない不要なアプリを削除
初心に戻って使用していない不要なアプリを削除していきます。
先ほどのiPhoneストレージ画面に、しばらく使用していないアプリ候補が出てくるので「実はこれ不必要だな」と思うアプリがあるはずです。
あとは、iPhoneのアイコンに一通り目を通します。
アプリのアイコンを長押しして、アイコンをプルプルさせて削除していきます。
不要なアプリを削除するだけでも、数GBの単位でストレージに余裕ができるかと思います。
アプリを削除するついでに、アイコンをフォルダにまとめたりして整理しておこう。
動画配信サービスのダウンロードデータを削除
【iPhoneストレージ】の画面に、動画配信サービスのアプリ内でダウンロードした動画データが表示されています。
この画面では削除できないので、それぞれアプリを立ち上げて、ダウンロード済みのデータを削除して下さい。
動画配信サービスには、アマゾンプライムビデオやHulu、U-NEXT、FODなど、色々あるので、意外と削除し忘れている動画があったりします。
ちなみに私は、動画はiPadで見る派なので、iPhoneにはほとんど動画はダウンロードしていません。
iPadでは写真や動画の撮影はあまりしないものですから、自宅で過ごす時間が長い人は、動画用iPadを買うのも手です。
iPadの中で最も安い、無印iPadもついにホームボタンが廃止されたので、iPhoneユーザーでiPadを持っていない人はマジで買って損はないです。
写真アプリ内のデータの削除
iPhoneで写真や動画の撮影をたくさんする人は、写真アプリ内のデータを精査するべき。
微妙な写真はもちろんのこと、連射で撮影している場合はベストショット以外は削除してしまおう。
と言っても、それらの思い出の写真や動画が消せずに困っている人が大多数だろうから、適度に処置して次の項目へ進もう。
ミュージックアプリ内のデータの削除
【設定】の【一般】の【iPhoneストレージ】の【ミュージック】から、iPhone内の音楽データの削除ができます。
今は使っていないような音楽データがあれば削除しましょう、私も全く使っていない英語の勉強用の音源とかが入っていました。
「Apple Music」や「iTunes」で購入して同期した音楽データの場合は、削除してしまっても後から再ダウンロードが可能です。
Safariのキャッシュデータの削除
キャッシュデータとは、前回表示したウェブページなどのデータを一時的に保存し、次回に素早く表示するための一時データになります。
削除してしまって全く問題ないが、大した容量ではないので面倒な人はスルーでOK。
【設定】の【一般】の【iPhoneストレージ】の【Safari】の【Webサイトデータ】から削除が可能です。
LINE内のデータの削除
LINEを多用している人は、メッセージや写真、キャッシュデータが溜まっているはずです。
【LINE】の【ホーム】の【設定】の【トーク】の【データ削除】に進むと下記の画面にいけます。
この画面で、写真や動画データの一括削除が可能です。トークデータは残るので安心して下さい。
Twitter内のデータの削除
Twitterをよく使う人はTwitterのキャッシュファイルも削除しておこう。
【設定とプライバシー】の【アクセシビリティ、表示、言語】の【データ利用の設定】に進むと、一番下に出てきます。
「メディアストレージ」と「ウェブサイトストレージ」を、それぞれ削除しよう。
iPhoneのストレージの容量を増やす
iCloudを利用する
iPhoneユーザーはiCloudを使うことができます。
写真や動画をiCloudに保存することで、iPhone本体のデータの容量を最小化して抑えることができます。
必要に応じて、解像度の高いオリジナル写真や動画を再ダウンロードできるのでオススメの方法です。
iCloudを使用するためには下記の設定が必要です。
【設定】の【写真】から【iCloud写真】をオンにして【iPhoneのストレージを最適化】にチェックを付けよう。
ただし、無料で使えるiCloudの容量は5GBまでと、かなり少ないです。
そのため、実運用で使っていくためには、有料プランに入って月額料金を払う必要があります。現在の月額は下記の通りです。
ちなみに私は、200GBまで使える400円/月のプランに入っています。年間だと4,800円/年となります。
固定費になるので家計簿を圧迫しますが、iPhone、iPad、MacBookの3デバイス間で、データのやり取りができて超便利なので、泣く泣く払っています。おかげで快適です。
パソコンや外付けSSDにデータを移す
普段からパソコンを使用する人は、パソコンにデータを移す方法があります。
パソコンとiPhoneをケーブルで繋いでiPhoneの写真や動画のデータを、パソコンに移してしまいます。
ですがこの方法は、結局パソコンのストレージを消費するのでイマイチです。
パソコンを使っていない人やパソコンの容量に不安のある人は、iPhoneのライトニング端子に直接挿して使える外付けのSSDの方がおすすめです。
私もサムソンの500GBのを使っています。最近は1TBの外付けSSDも安くなってきたので、今から買うなら1TBをおすすめします。
ただし、外付けSSDのコネクタは、ほとんどがタイプCなので、ライトニング用のケーブルか変換器が必要です。
さらにさらに、iPhoneと外付けSSDをケーブルで直接繋いでも、iPhoneで認識することはありません。
その理由は、SSDに電力が供給されていないからです。
下記の、iPhoneを充電しながら外付けSSDと接続するための機器が必要です。
この製品は、何かと便利で一つは持っておきたいんだが、純正品だから高すぎる。。
と思っていたらサードパーティ製の安価な製品を見つけました。
Amazonのレビューも高評価なので、純正よりもこっちでいい気がします。
iPhone自体をストレージの多いモデルに買い替える
iPhoneを買い替える予定のある人は、ストレージの多いモデルにする・・・のはコスパが悪いです。
下記は、Apple StoreのiPhone14本体のストレージ別の価格になります。
128GBと512GBで比較をすると、ストレージ差384GBで、45,000円も価格差があります。
先ほどのiCloudで200GBのプランを2年使ったとしても、価格は9,600円だし、5年使ったとしても半分の24,000円ほどです。
外付けSSDを購入する場合でも、1TBという高ストレージでも10,000円前後で買えます。
iPhoneのストレージを増やす・減らすのまとめ
というわけで、私がおすすめするiPhoneのストレージ不足の問題の解決法は2つです。
- iCloudを400円/月で200GB拡張して、これまでと同じ運用にする。
⇒今後、iPhoneを買い替えても継続して写真やにアクセスができる。 - サブスクで固定費を上げたくない人は、外付けSSDに保存する。
⇒最近のSSDはコンパクトなので、持ち運ぶ場合も苦じゃない。
特に、外付けSSDの場合は、iPhoneやiPadはもちろんのこと、パソコンや一眼レフのデータを保存するのにも使えるから、大容量SSDを一つ持っておくとストレージ問題がだいたい片付きます。
最後に、外付けSSDの人気商品のリンクでも貼っておきます。