お疲れ様です、ツノうさぎです。
「Amazon」には「ほしい物リスト」という機能があります。
このリストは自分のほしい物をただ入れておくだけでなく「公開」することで、見た相手にプレゼントをしてもらうことができます。
しかし、公開したことで見ず知らずの人に自分の本名や住所が、贈り主にバレてしまわないかちょっと心配です。
そこでこの記事では、
- Amazonほしい物リストの作り方から公開までの手順
- 実際に知人のほしい物リストから贈り物をして分かった匿名性
これらについて、解説します。
改めて2023年7月に、実際に検証をしましたが、Amazonでは不定期に仕様変更があるので、ほしい物リストの公開は自己責任で。とは言え、Amazon側も個人情報を開示する可能性は低いと思います。
Amazonほしい物リストの作り方と公開方法
Amazonほしい物リストの作成と、設定方法について解説します。
手順を箇条書きすると、以下のようになります。
- ①Amazonのアカウント名を変更
- ②ほしい物リストの作成
- ③ほしい物リストの設定
- ④ほしい物リストに商品を登録
- ⑤コメント、数量、優先度の設定
次項から、詳しく解説していきます。
①Amazonのアカウント名を変更
まずは「Amazon」にログインします。
パソコンでも、スマホやタブレットの「Amazonアプリ」でも大丈夫です。
この記事では、パソコンの画面に沿って解説していきます。
ログインすると、アカウント名は特に変更していなければ、普通は本名が入っていると思います。
ほしい物リストを知り合い以外に公開する場合は、アカウント名をニックネームに変更しましょう。
こんな感じです。
変更すべき理由ですが、過去に「Amazon」の仕様でアカウント名が表示されてしまう時期がありました。
具体的には「他者のほしい物リストを保存した時に、アカウント名が表示されてしまう」という現象でした。
また同じようなことが起こるかもしれないので、変えておきましょう。
変更の方法は簡単です。
「アカウント&リスト」から「アカウントサービス」を開きます。
そして「ログインとセキュリティ」を選択します。
この画面で「お名前」のところを、本名ではなくニックネームに変更します。
ちなみにここで設定した名前宛てに荷物が届くので、あまり変な名前を付けるのはやめましょう。
アカウント名の変更は、これで完了です。
②ほしい物リストの作成
「Amazon」にログインして、ほしい物リストの作成画面へ移動します。
リストに自分の好きな名前を付けて「リストを作成」を選択して作成します。
これで、ほしい物リストが作成されました。
③ほしい物リストの設定
作成したほしい物リストの右側にある「・・・」マークの右にある「リストの設定」を選択します。
ここの画面で個人情報に匿名性を持たせる、重要な設定をしていきます。
このような感じで入力します。
ちなみに下の3つのチェックボックスに関しては、購入してもらった場合に、ほしい物リストに商品を残すかどうか?や、商品到着まで「未購入」の状態にするか?といった設定になるので、正直なんでも大丈夫です。
次に「お届け先住所」から「新規作成する」を選択して入力画面に移動して下さい。
ここでの入力が匿名性を維持するための、最も重要な設定になります。
そしてこのように入力します。
ここで重要なポイントが、4つあります。
- 氏名(フルネーム)の欄は、ニックネームで入力する。
⇒本名バレ防止のため。 - 住所入力の最後に「本名」を入力する。
⇒配送業者と受け取り時に本人確認をするため。 - 「配送先住所を販売者と共有する」は必ずチェックを外す。
⇒Amazon発送以外のマーケットプレイス品の際に、販売者が購入者に住所を開示するのを防ぐため。 - 「このリストにない商品を追加購入者に私の配送先住所に発送させる」のチェックを外す。
⇒不要な迷惑品を送りつけられるのを防止するため。(カラーコーンなど送りつけられます)
ここまで読んでくれた人は、もう気付いているかと思いますが。。
マーケットプレイス品は、販売者のさじ加減で本名や住所がバレる可能性があります。
よって、上記の設定を施すことで、商品の発送元と販売者が「Amazon.co.jp」の商品だけ、ほしい物リストから送ることができるようにしておきます。
上記の設定にしておけば、ほしい物リストにAmazon発送&販売ではない、マーケットプレイスの商品を入れておいても、住所が開示される心配がなくなります。
ただし、マーケットプレイス品は、ほしい物リストから送られることはないということです。
身バレを100%防ぐために、Amazonが発送&販売する商品に絞る設定にするわけです。
④ほしい物リストに商品を登録
あなたの欲しい物をリストに登録していきます。
繰り返しになりますが、ほしい物リストから送ってもらえるのは「発送元と販売者がAmazon.co.jp」のものだけです。
とは言え、誤ってマーケットプレイス品を登録してしまっても、住所の共有はしない設定なので、身バレせずに匿名性は保たれます。商品も届きませんが。
ちなみに「Amazon.co.jpが販売、発送」する商品の探し方には、ちょっとしたコツがあります。
「本・コミック・雑誌」であれば、Amazonの「詳細検索」という機能で、出品者を「Amazon.co.jpのみ」で検索ができます。
これでAmazonほしい物リストに「Amazon.co.jpが販売、発送」の商品のみ登録していく作業が捗ります。
すべてのカテゴリーで使えればよかったのですが、この機能は「本・コミック・雑誌」のみ使えます。
また、Amazonではオリジナル商品も扱っており、下記のジャンルは「Amazon.co.jpが販売、発送」する商品ばかりなので、覗いてみて下さい。
- Amazonベーシック
⇒色々なジャンルを扱っているので、気になるものがあれば、ほしい物リストへ。レビューが多くて商品選びが捗ります。 - Echo & Alexa
⇒スマートスピーカーはとにかく便利で生活の質が上がります。スマートホーム対応家電の操作も話しかけるだけです。我が家は2台設置しています。 - Fire TV
⇒テレビやディスプレイで、動画配信サービスやYouTubeが見れるようになります。私は両親にも買ってあげました。 - Fireタブレット
⇒天下のiPadには性能面で敵いませんが、コスパは圧勝です。Androidアプリや動画視聴なら全く問題なし。私はキッズ用も買いました。 - Kindle電子書籍リーダー
⇒漫画を読むならタブレットの方が解像度が高くて快適ですが、小説メインの人にはマジでおすすめ。バッテリーの持ちが凄いです。
これらの製品は、プライムデー等のビッグセールで激安になる確率が高い(というか毎回安くなってる)です。
なので、とりあえずほしい物リストへ登録しておくと、値下げ時に通知が届くので便利です。
⑤コメント、数量、優先度の設定
ほしい物リストの商品にはそれぞれコメント、数量、優先度を設定して表示させることができます。
贈り主に、あなたの希望を伝えるための機能です。
商品の右側にある「コメント、数量、優先度を追加する」を選択します。
こちらの画面で設定しておきましょう。
これで、ほしい物リストの作成は完了になります。
Amazonほしい物リストを公開するためのリンクの貼り方
うろ覚えですが、以前のAmazonでは「サーチリスト」なる検索機能がありましたが、現在は見当たらなくなりました。
なので、他者のほしい物リストを知る方法は2つになりました。
知り合いにほしい物リストのシェアを依頼する
こちらの画面で依頼する必要があります。
「知り合い」で「メールアドレス」を知っていて「ほしい物リストを作成している」という情報が3拍子揃ってないといけないという・・・。
ほしい物リスト招待メールを送って、リストをシェアしてもらう必要があるのでちょっと手間を感じます。
ブログやSNS(TwitterやInstagramなど)にリンクを貼る
あなたのほしい物リストの右側にある「リストの共有」を選択します。
「リンクのコピー」を選択すると、あなたのほしい物リストのURLを貼り付けられるようになります。
実際にほしい物リストに贈り物をして匿名性を検証
実際に私のアカウントのほしい物リストの商品を、知人のアカウントからプレゼントしてもらいました。
その結果、匿名性はどうだったかと言うと、
「本名はバレませんが、住所は最寄りの配送センターまでバレます!」
というのが検証結果になります。
それでは「贈る側」と「受け取る側」でどのような情報が見えたか詳しくお伝えします。
ほしい物を贈る側の見え方
まず注文画面です。
私のほしい物リストに登録しておいた、マーケティングの本を贈ってもらいます。
ちなみにこの時に「ギフトの設定」にチェックすると贈る側の個人情報がバレます。笑
どうやら「ギフト設定」をしてしまうと商品と一緒に「贈り主」の名前と住所が明記された納品書が届けられてしまうようです。
贈る側も受け取る側も身元バレのリスクがあるというわけです。
次に、お届け先住所の選択画面はこんな感じです。
「千葉県」が見えてしまっています。笑
そして注文確定後に「配送状況を確認」を選択してみると・・・。
「柏市、千葉県」と表示されてしまっています。笑
以上のことから、
贈り主が注文履歴の「配送状況を確認」を見れば、住所の特定には至りませんが、最寄りの配送センターまでバレます。
ということが分かりました。
ほしい物を受け取る側の見え方
基本的に受け取る側は何も分からないです。
到着した商品の梱包ラベルは、こんな感じです。
送り元の住所はAmazonの配送センターになっているので、送り主の情報は一切分かりません。
誰が贈ってくれたのか全く分からないので少し不気味です。笑
Amazonほしい物リストのまとめ
「Amazon」のほしい物リストを、匿名で公開するポイントは全部で5つあります。
- アカウント名をニックネームにする。
- 住所の最後に「本名」を入力する。
- 「配送先住所を販売者と共有する」は必ずチェックを外す。
- 「このリストにない商品を追加購入者に私の配送先住所に発送させる」のチェックを外す。
- ほしい物リストから贈ってもらえる商品は、Amazonが販売/発送するものに絞ることで匿名性を保持する。
ここまで注意しても、最寄の配送センターまでバレてしまいます。
私の場合は賃貸アパートなので、バレても気にしない!という軽いスタンスでやってます。
参考までに私の「ほしい物リスト」を確認してみて下さい。
Amazonほしい物リストを公開する際は、このリスクを理解した上で自己責任で公開しましょう。
あなただけのほしい物リストを作成して、家族や友人だけでなく全体に公開してみましょう。