こんにちは、ツノうさぎです。
今回は11/22からAmazonで販売を開始したワイヤレスイヤホン、
「EarFun Free Pro 2」をレビューします。
Amazonの表示価格は7,999円ですが、12月中は20%オフクーポンがあるので6,400円とお得に買えるのでチャンスです。
私は前作の「EarFun Free Pro」もずっと愛用してきたので今回の新作にも期待しています。
この記事で詳しくレビューしていくので気になる人はチェックしてみて下さい。
ちなみに、YouTubeにも投稿しているので、動画が見れる環境の人は是非ともご視聴ください。
それではいってみましょう。
EarFun Free Pro 2の紹介
まずは、メーカーである「EarFun」について簡単に。
EarFunは、2018年にできた新しいオーディオメーカーです。
取り扱う製品はワイヤレスイヤホンがメインであり、価格は1万円以下あたりのコスパ高い系の位置付けの製品が多いです。
発売するイヤホンは、世界各国でベストセラーになったり、賞を受賞したりしています。
デザインと重量感
ボディカラーはブラック。
前作と比べるとだいぶ角が取れて丸くなった印象。
材質はアルミニウム合金らしく、前作よりも高級感が増しています。
マットな質感で指紋が気にならなくなったのが大変良い。
本体は完全に手乗りサイズです。
ポケットに容易に入るので持ち運びにも苦労しないですね、はやりこのシリーズは小型化されている。
小型化と言えば、重量を前作と比較してみた。
今作は38gなので、前作よりも3gほど軽くなりました。
ちなみに、前作よりも性能アップしているのにも関わらず、イヤホンの重さは4.1gの据え置きです。
エライです。
付属品一覧
続いて付属品の確認です。
付属品は、取扱説明書(日本語あり)、黄色い紙(問い合わせ先等)、お掃除方法の紙、綿棒、イヤーフック、イヤーピース、USB-Cケーブルとなります。
相変わらず私の耳は、標準のイヤーフックとイヤーピースが丁度いいサイズでした。
EarFun Free Pro 2を使ってみた
充電とバッテリーについて
とにもかくにもまずは充電します。
ワイヤレス充電に対応しているので楽ちん。
白色のゆっくり点滅から、白点灯になれば充電完了です。
使ってない時に、ワイヤレス充電器に置いておけば100%になってますね。
有線の場合は、USB-C接続による急速充電となります。
約10分の充電で2時間の音楽再生が可能というタフネスさです。
最大再生時間はこの通り。
ノイキャンオフ時
→6時間(イヤホン単体)/30時間(ケース併用時)
ノイキャンオン時
→5時間(イヤホン単体)/25時間(ケース併用時)
私の場合、
常にノイキャンオンで使っていますが、バッテリーの持ちは充分です。
スマホとのBluetooth接続
Bluetooth 5.2という最新規格なので、接続性や低消費電力などに優れます。
スマホとの接続は簡単そのもの。
充電ケースのフタを開いて、スマホで「EarFun Free Pro 2」を選択するだけでOK。
最初に設定すれば、次からはケースからイヤホンを取り出すだけで自動接続してくれます。
充電残量もスマホ側で数値で確認することができます。
ただし、マルチペアリングには非対応なので、頻繁にデバイスを切り替える人にとっては少し面倒があります。
装着感
重量は片側で4.1gしかありません。
公式の画像で失礼します。
イヤホンが小型だから、装着してるのが悪目立ちしない感じっていうのかな。
この多機能さでここまでコンパクトサイズなイヤホンって他に無いんじゃないかな?
軽いからマジで耳が疲れない、耳が痛くならない。
音質
6mm径のデュアル複合振動板を採用したダイナミック型ドライバーを搭載とのこと。
このイヤホンサイズの中では頑張ってるドライバーサイズだと思います。
前作は低音が強いドンシャリ系だったけど、今作もドンシャリ。
前作よりも高音が綺麗に聴こえる気がします。
さすがに3万円を超えるイヤホンよりは空間の広がり、奥行き感はあまり感じられないけど、十分キレイに聴けます。
対応コーデックはAAC、SBCをサポートしてますが、apt-xには非対応です。
私はiPhoneユーザーなので問題ありませんが、Androidの人には少し物足りないかもです。
通話
前作は4マイクでしたが今作は6マイクに増えています。
うどん型よりもマイクが口から遠いから、マイクの感度が悪いのかなと思うかもしれませんが、そんなこともないです。
私は前作からずっとリモートワークの会議に使用してきていますが、マイクは良好です。
ノイキャン
気になるのがここです。
スペック的には、前作の28dB低減から40dB低減に強化されています。
EarFun独自のアクティブノイズキャンセリング「QuietSmart 2.0」を搭載してます。
結論から言って、凄く効いてます!
私はノイキャンを試すために、街中の散策、駅と電車の中、越谷レイクタウンの人混み(笑)に行ってきました。
めちゃめちゃ環境音を削ってくれてます。
ノーマルモードからノイキャンモードに切り替える時に、その効果の大きさを実感できます。
例えば、近くを走る車の音、電車の走行音、ガヤガヤとした話し声など、どれもかなり静かになります。
ただし、低減できない音もあります。
電車が橋の上を走行するときのガタンガタンという金属音や、強風による風切り音など、このあたりは低減できません。
金属音と風切り音はノイキャンの天敵ですね。
マイクで音を拾って逆位相を当てるから、ノイキャンの仕様上、仕方ないところはある。
外音取り込み
この機能は、イヤホンを付けたままで周りの音を聞ける機能です。
実際に使ってみましたが、私はあまり好きではないです。
マイクで環境音を拾って、その音をイヤホンで再生してると思うから、多少遅れ気味っていうのと、服の擦れる音まで拾ってしまうのがイマイチ。
私の場合は、周りの声とかを聞くならイヤホンごと取っちゃうので使わない機能ですw
イヤホン側での操作性
タッチ操作になるわけですが、感度良好でよく反応します。
左側イヤホンの長押しでモード変更ができて、ノーマル、ノイキャン、外音取り込みと切り替わります。
右1回で音量上げ、左1回で音量下げ。
右の長押しでスマホなどの音声アシスタントも使えます。
右3回で曲送りがありますが、曲戻しはできません。
正直言ってイヤホン側で操作ってあんましないんですよね、耳の穴が痛くなるのでw
ゲームモード(低遅延モード)
YouTubeなどの動画系は通常モードでも全然遅延は発生せず、快適です。
問題は、タイミングがシビアな「音ゲー」です。
でもこれが凄いんですよ!
左側イヤホンの3回タップでゲームモード(低遅延モード)になるんですが、音ゲーも遅延がしない!
音ゲーは久々にプレイしたんですが、こんなに遅延なくワイヤレスで出来てたっけか??
普通に違和感なく音ゲーが遊べるレベルでビックリしました。
1万円以下のノイキャンイヤホンのライバルは?
価格帯の安いワイヤレスイヤホンって色んなメーカーの製品があるけど、人気があるのはEarFunとAnkerかな。
今回の「EarFun Free Pro 2」と同等レベルのイヤホンは「Anker Soundcore Life P3」あたりですかね?
大まかな違いを書き出してみました。
画像 | ||
製品名 | EarFun Free Pro 2 | Anker Soundcore Life P3 |
発売時期 | 2021年11月 (新しい) |
2021年5月 |
Amazon価格 | 7,999円 (安い) |
8,990円 |
カラバリ | ブラックのみ | ブラック、オフホワイト、コーラルレッド ネイビー、ライトブルー (豊富) |
イヤホン重量(片耳) | 4.1g (軽い) |
5.2g |
Bluetooth 規格 |
5.2 (新しい) |
5.0 |
専用アプリ | なし | Soundcoreアプリ (カスタマイズ可能) |
EarFunの方が発売日が新しいので、安価で機能面でも少し優位かな?
見た目のデザインが大きく異なるので好みが分かれそうです。
性能の高さはほぼ同じですが、ここまで超軽量なのは「EarFun Free Pro 2」だけだと思います。
EarFun Free Pro 2のまとめ
それではまとめていきます。
- イヤホンが片耳4.1gと超軽いから耳が疲れない。
- ワイヤレス充電が出来るから楽ちん。
- 価格以上のノイキャンがしっかり効いてる。
- ゲームモードの遅延の少なさが凄い。
- コーデックがapt-xに非対応なため、Androidユーザーは微妙。
- 専用アプリがないからノイキャンやイコライザーの設定ができない。
- マルチペアリングに非対応、切り替えは少し面倒。
こんな感じですね。
総合的に見て、コスパ高い系のワイヤレスイヤホンの中では私的にはダントツの1位です。
この価格帯で各機能を全部使っていけるし、軽いのは本当に耳が疲れなくて良い。
ノイキャンが強いから、集中したい時の耳栓がわりにもなります。
ワイヤレスイヤホンに必要な手軽さと機能はバッチリだから、取り回しの良い普段使いしたいワイヤレスイヤホンを探している人におすすめ。