どちらが自分に合っているのか知りたいな。
このような疑問にお答えします。
この記事では、
- 日本語配列と英語配列の違い
- それぞれの配列のメリットとデメリット
- あなたに合った配列の選び方
これらについて解説します。
キーボードの配列によって入力の仕方や使用感が大きく異なります。
あなたに合った配列を選択してパソコンの入力環境を整えてみて下さい。
キーボードの日本語配列と英語配列の違い
世界的にスタンダードな「QWERTY」配列の日本語配列と英語配列のキーボードの特徴を確認していきます。
それでは両者の特徴を見ていきます。
日本語配列のキーボードの特徴
日本語配列の見た目はこんなキー配置になっています。
日本でよく見かけるのはこちらのキーボード配列だと思います。
特徴をまとめてみます。
- 「半角/全角」「無変換」「変換」「カタカナ/ひらがな」のキーがある。
- 日本人の大多数が使用していて慣れている。
- エンターキーが大きい。
- スペースキーが小さい。
- バックスペースキーが小さい。
- アルファベットと、かな表記でゴチャゴチャしている(かな表記のないキーボードも存在する)
- 日本ではメジャーなのでキーボードの種類が豊富。
エンターキーが大きいのは、ローマ字から日本語に変換する使用頻度が高いためだと思います。
そういう意味では、スペースキーの仕様頻度も高いですが、キーの数が多いので小さくなってしまいます。
日本語入力は大抵の人がローマ字入力であり、かな入力の人はレアだと思います。
ですが「かな印字」のないキーボードも存在しており、私もかな印字なしのキーボードを愛用しています。
英語配列のキーボードの特徴
英語配列の見た目はこんなキー配置になっています。
特徴をまとめてみます。
- 玄人感があってカッコいい。
- 英語は「変換」が不要なのでエンターキーが小さい。
- 日本語入力関連のキーがないので、スペースキーが大きくて押しやすい。
- バックスペースキーが大きい。
- 全体的に印字が少なくてスッキリしている。
- 日本ではマイナーなのでキーボードの種類が少ない。
とにかくスペースキーが大きいのが最大の特徴です。
英語入力の場合、単語と単語の間はスペースで繋ぐためスペースキーの使用頻度が高いためです。
英語配列のキーボードには「半角/全角」キーが付いていないので、切り替え時は「Alt+~」キーの同時押しで切り替えることができます。
なので、英語配列だとローマ字で日本語入力ができない!何てことはありません。キーを2つ同時押しする手間が少しあるだけで問題はありません。
割と使用するであろうカギカッコは[]←このキーで入力できますが、キーに印字されていないので知らない人は悩むと思います。
キーボード配列の選び方
私のおすすめは日本語配列だが・・・
結論から言うと「個人の好み」で配列を選んで問題ありません。
機能的にはどちらの配列のキーボードでも問題なく同じことができます。
あとは使い勝手の問題だけです。
日本語配列の方が「変換」や「入力切替」の専用キーが準備されているので楽ちんです。
とは言え、その問題も長く同じキーボードを愛用していると自然と慣れてきて違和感がなくなるものです。
それに配列以外にも電源や音量キーが付いていたり、キーボードの形状から微妙にキー配置やキーの大きさが製品によって異なります。
実際に試し打ちしてみて自分に合っているか確認しておきたいです。
その他、キーボード選びで確認したいこと
キーボードを選ぶ際に「日本語配列」か「英語配列」か以外にもチェックして欲しいポイントがあります。
- 主要キーがどの位置に配置されているか。
- 主要キーの大きさは打ちやすいか。
- Shift、Alt、Ctrlキーは左右に配置されているか。
- ファンクションキーの有無。
- かなの印字がされているか。
慣れた配列から別の配列のキーボードに変更した場合、キーの配置やキーの大きさに慣れるまで時間がかかります。
使い慣れた配列を選ぶのが一番無難だと思います。
キーボードの配列まとめ
この記事では、キーボードの日本語配列と英語配列について解説しました。
ポイントをまとめます。
- 日本語入力をする人は素直に日本語配列が使いやすい。
- 英語配列でも問題なく日本語入力ができる。
- 最終的には個人の好みで決めて問題ない。
参考までに私は断然、日本語配列を推します。
「半角/全角」キーが付いてないと切り替えが面倒だし、エンターキーが大きくないと右手の小指が空振りするからです。
あなたも自分に合ったキーボード配列をお選びください。
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