でもどれが自分に合ってるのか選び方がよく分からないな。
このような疑問にお答えします。
この記事では、
- コンセントプラグ付きモバイルバッテリーの選び方。
- 厳選したおすすめの製品。
これらについて解説していきます。
コンセントプラグ付きモバイルバッテリーなら、別途、充電器を持ち歩く必要がないので荷物を減らすことが出来ます。
コンセントにプラグを挿してスマホ等を接続しておけば、スマホとモバイルバッテリーの両方を充電してくれるので使い勝手もいいです。
コンセントプラグ付きモバイルバッテリーの選び方
まず、コンセントプラグ付きモバイルバッテリーとは、充電器とモバイルバッテリーが一体型となっている1台で2役をこなすデバイスのことです。
こんな感じのやつですね。
充電器とモバイルバッテリーの2つの機能を兼ね備えているので、ケーブルを抜き差しする手間や持ち運びの荷物を減らすことができます。
モバイルバッテリーを選ぶ時に、気を付けたいポイントを4つご紹介します。
- Anker(アンカー)が最強
- 充電したい回数でバッテリー容量を選ぶ
- 急速充電の速度で選ぶ
- 持ち運びに便利な大きさと重量で選ぶ
それぞれについて解説していきます。
Anker(アンカー)が最強
2016年ごろにAnkerから「PowerCore Fusion 5000」というモバイルバッテリーが登場してバカ売れしたのを今でも覚えています。
私もすぐに購入して、長いことメインの充電器として使用していました。
Ankerの充電器は「Amazon」や「楽天」で絶大な人気があり、レビューも高評価、ロングセラーを連発といた様子です。
世界ナンバーワンのモバイル充電ブランドと言っていいです。
この記事では、Ankerのコンセントプラグ付きモバイルバッテリーしか紹介しません。
私が充電器を買う時は、よっぽど他メーカーから革新的なものが出ない限りは、Anker品しか選びません。それくらい最強。
充電したい回数でバッテリー容量を選ぶ
モバイルバッテリーの容量は「mAh(ミリアンペアアワー)」という単位で表します。
この値が大きければ大きいほど、充電できる回数が多くなります。
モバイルバッテリーでスマホやタブレットをフル充電できる回数は使っている機種によって差がありますが、たいたいの目安はこんな感じです。
- スマートフォンの目安
⇒約3,000mAh - タブレットの目安
⇒約8,000mAh
もっと厳密に知りたい人は、お手持ちのデバイスをネット検索すれば、最大容量がすぐに分かると思います。
注意したいのは、製品に記載されている「mAh」のうち、30%くらいは熱エネルギーとして消費されてしまう点です。
例えば、10,000mAhの大容量モバイルバッテリーだったとしても、実際に充電できるのは70%の約7,000mAhほどです。
モバイルバッテリーを選ぶ際は、バッテリー容量に余裕を持って選びましょう。
ただし、コンセントプラグ付きモバイルバッテリーのデメリットとして、バッテリー容量は10,000mAhほどの製品しかありません。
10,000mAh以上のバッテリー容量を希望の人は、コンセントプラグなしのものを探す必要があります。
急速充電の速度で選ぶ
コンセントプラグ付きモバイルバッテリーには、それぞれ急速充電できる速度があり、下記の公式で表すことができます。
- 電圧 V × 電流 A = 電力 W
求める電力Wが大きいほど、充電速度は早いと思って下さい。
ただし、充電する対象となるデバイスにも最大充電速度が決められています。
なので、あなたが充電したいデバイスに合わせて、モバイルバッテリーの充電速度Wを決める必要があります。
デバイス毎の充電速度の目安を、下記に示しておきます。
- スマホ
⇒約20W対応が多い。 - タブレット(iPadなど)
⇒30〜45W対応が多い。 - ノートパソコン(MacBookなど)
⇒30〜140W対応が多い。
無理に最大速度を追い求める必要もありませんが、充電速度Wが高いモバイルバッテリーの方が、発熱しにくいというメリットもあります。
持ち運びに便利な大きさと重量で選ぶ
モバイルバッテリーは普段使いから旅先、出張まで「常に持ち歩くもの」と言っても過言ではないので、小さくて軽いものを選択したいです。
しかし、バッテリー容量の大きい製品は本体の大きさや重量も比例して大きくなってしまうので、バランスが悩みどころ。
重量に関しては、手で持ち歩く場合は200gを超えると結構重く感じてしまいます。
カバンなどに入れっぱなしだったり、デスク上に置いて使う場合は、多少重量が重くてもバッテリー容量の大きさを優先したほうが後悔しないです。
コンセントプラグ付きモバイルバッテリーのおすすめ5選
Ankerから発売されている最新の、コンセントプラグ付きモバイルバッテリーをまとめてみました。
実際に販売サイトに移動して、詳細やレビュー内容をチェックしてみて下さい。
PowerCore Fusion 5000
コンセントプラグ付きモバイルバッテリーの原点にして頂点、というのは言い過ぎですが、バッテリー容量5,000mAhのコンパクトモデルです。
バッテリー容量5,000mAhというのは、スマホをフル充電1回分に相当します。
フル充電1回で充分で、コンパクトなサイズのモバイルバッテリーが欲しい人向けです。
重量も約189gと、手に持ち続けてもやっていける重量感です。
ただし、発売時期が2016年とかなり古いので、急速充電対応ではありますが、10〜15W(ワット)と少し出力が弱めです。
どうしても価格をできる限り抑えたいという人以外は、より出力の高い急速充電や、バッテリー容量の多いものを選びたいところです。
511 Power Bank
たった今「PowerCore Fusion 5000」はコンパクトサイズだと説明した直後ですが、現在は形を変えたこちらの後継機が存在しています。
その重量はなんと、約170gほどしかありません。ポーチやミニバックにすっぽり入ってしまうサイズ感のため、完全に上位互換と言えます。
ポートはUSB-Cのみですが、最大20Wの急速充電に対応しているため、バッテリー容量5000mAhで充分、スマホのみの充電に使い人の最適解です。
PowerCore Fusion 10000
先ほどの「PowerCore Fusion 5000」の倍のバッテリー容量を誇る「PowerCore Fusion 10000」です。
80gほどの重量増加と引き換えに、10,000mAhというスマホを2回フル充電できるバッテリー容量に、パワーアップしました。
充電速度に関しても、USB-Cポートは、最大20Wの急速充電に対応しているので、どのスマホでも最大速度に近いスピードで充電が可能です。
ただし、バッテリー容量的にはタブレットの充電も問題ありませんが、出力が20Wのため充電に時間がかかります。スマホ専用なら最高です。
本体のカラーバリエーションもブラックとホワイトから選べるので、販売リンク先で確認してみて下さい。
521 Power Bank
おまちかねの急速充電45Wに対応した、モバイルバッテリーです。
タブレットと言えばiPadですが、最もパワーが必要とされる、iPad Pro 12.9インチシリーズでも、45Wに対応していれば最大速度で充電が可能です。
急速充電45Wというのは、たとえ20Wほどが限界のスマホ充電だったとしても、45W充電器なら本体の発熱を抑えながら余裕を持って充電が可能です。
733 Power Bank
ラストを飾るのはこちらのバカでかそうなモバイルバッテリーです。
その充電速度は脅威の65Wです。65WあればMacBookも充電が可能なので、ノートパソコンも充電できるモバイルバッテリーを探している人はこれ一択。
価格もビックサイズですが、金がかかっている分、デザインもブラックとシルバーで高級感があります。
比較表で全体をチェック
どの製品もAmazonや楽天で人気のあるモデルです。
性能を比較してみて下さい。
外観 | |||||
メーカー | Anker | Anker | Anker | Anker | Anker |
製品名 | PowerCore Fusion 5000 |
511 Power Bank | PowerCore Fusion 10000 |
521 Power Bank | 733 Power Bank |
バッテリー容量 | 5,000mAh | 5,000mAh | 10,000mAh | 5,000mAh | 10,000mAh |
急速充電 | 最大15W | 最大20W | 最大20W | 最大45W | 最大65W |
ポート数 | USB-A×2 | USB-C×1 | USB-A×1 USB-C×1 |
USB-C×2 | USB-A×1 USB-C×2 |
本体サイズ | 72x70x31mm | 113x30x30mm | 82☓82☓35mm | 71x60x31mm | 111x63x31mm |
重量 | 約189g | 約170g | 約278g | 約200g | 約320g |
どのモバイルバッテリーもiPhoneとAndroidの両スマートフォンに対応しているので安心です。
コンセントプラグ付きモバイルバッテリーのまとめ
コンセントプラグ付きモバイルバッテリーの利便性は非常に高いです。
充電器とモバイルバッテリーとそれぞれのケーブルを持ち歩くと荷物が増えてしまいます。
スマホやタブレットを多用する人は外出する際に、カバンの中にコンセントプラグ付きモバイルバッテリーを忍ばせておくと安心感があるのでおすすめです。
バッテリー残量を気にする生活から脱出しましょう。