
でも種類が多すぎてどの機種で何ができるのか分からん!
私も以前はこの状態でした。
次から次へと新機種を投入してくれるのは嬉しい反面、機種ごとの違いを把握するのが大変です。笑
そこでこの記事では、
- Amazfitの良い点と悪い点
- 現行のAmazfit全機種の特徴
- 各機種がどんな人におすすめか
これらについて分かりやすくまとめてみたのでお伝えします。
私もスマートウォッチの便利さに気付いてから、Amazfitを短期間に5本も買ってしまいました。笑
そんな散財マンの私が解説させて頂きます。
目次
Amazfitスマートウォッチの特徴
まず、Amazfitのスマートウォッチについて簡単にご説明します。
「Amazfit」の読み方は「アマズフィット」ではなく「アメイズフィット」あるいは「アメーズフィット」が正解だそうです。
販売しているのは中国の「Xiaomi」から派生した「Huami」という、ウェアラブルデバイスに特化したメーカーです。
世界的に人気があって、新作はすぐに完売して在庫の入荷待ちになるほどです。
一昔前はAmazfitのスマートウォッチは海外通販でしか購入できませんでした。
最近ではAmazfitの公式販売代理店が「Amazon」や「楽天市場」に作られたので、普通に国内通販で購入できるようになりました。
海外通販だと配送に時間がかかるのでありがたい限りです。
それでは次にAmazfitのスマートウォッチの優れている点をご紹介します。
- 価格が安いのに性能負けしていない
- システムのアップデートで進化する
- 専用アプリの完成度が高い
これら3点について少し詳しく解説します。
価格が安いのに性能負けしていない
そう、中国メーカーの製品が低レベルで粗悪な時代はもう終わっています。
Amazfitスマートウォッチで使える機能を箇条書きしてみます。
- スマホ通知の表示(通話、メール、LINEなど)
- 常時点灯(表示)
- 心拍数の測定
- 睡眠の質の測定
- 血中酸素濃度の測定
- PAI数値で健康管理
- ストレスモニタリング
- 女性の健康のトラッキング
- GPSでランニング中のペースや距離、消費カロリーの把握
- 各種スポーツのデータ記録
- 万歩計
- ウォッチフェイスの変更
- 天気予報の確認
- タイマー、ストップウォッチ、アラーム
- スマホの音楽やカメラの操作
- 音楽の保存と再生
- Amazon Alexaの操作
Amazfitの機種の中でも出来る・出来ないはありますが、スマートウォッチに求められる大抵のことは出来ます。
日本国内でスマートウォッチと言えばこの辺りが人気です。
- Apple Watch(アップルウォッチ)
- Garmin(ガーミン)
- Galaxy Watch(ギャラクシーウォッチ)
でもこれらのスマートウォッチは価格が高価すぎてビックリします。
Amazfitのスマートウォッチはコスパが良く、低価格で購入することができるのが嬉しいポイントです。
もちろん、他社スマートウォッチと比べて安いだけではなく、性能もしっかりしています。
- 健康管理のための各種トラッカーの充実。
- バッテリー容量が大きくて長持ち。
- 解像度が高いので画面がキレイ。
- GPS搭載でランニングなどのアクティビティの分析も可能。
- スマホからの通知が便利。
- 機種が多いのでデザインを選べる。
- 電子マネーは対応していない。
唯一、電子マネーの支払いには対応していないのが残念ですが、それ以外のスマートウォッチに求められる大抵のことはできます。
システムのアップデートで進化する
Amazfitのスマートウォッチは価格が安いのに高性能で嬉しい限りですが、あと一歩だけ痒い所に手が届かなかったりします。
しかし、スマートウォッチ本体やスマホアプリのシステムアップデートによって問題をどんどんクリアして使い勝手が向上していきます。
こんな感じでスマホアプリを経由して最新のシステムバージョンに更新ができます。
例えば「Amazfit GTR」では本体が発売されてからユーザーからの希望を受けて、下記2つのシステムアップデートがありました。
- AOD(Always On Display)、つまり常時表示に対応。
- アプリ通知でひらがなやカタカナが文字化けしていたのが日本語に対応。
たとえ不具合や問題が見つかっても買い切りのスマートウォッチではなく、しっかり改善して対応してくれるところに好感が持てます。
専用アプリの完成度が高い
Amazfitでは、健康管理やランニングなどのアクティビティの結果を確認するのに専用アプリを使用します。
それがこちらの「Zepp」アプリです。
実際の使用シーンのイメージはこんな感じです。
こちらの画像は英語表記ですが設定から日本語表示が可能です。
この「Zepp」アプリが頻繁に更新されるので、アプリが分かりやすく、使い勝手が非常に良いです。
スマートウォッチを使う上で、アプリの完成度の高さは非常に重要になります。
Amazfitスマートウォッチの全機種を紹介
それでは、Amazfitの優れている点や、新型も含めた現行モデルのラインナップについて、メリット&デメリットと合わせてご紹介していきます。
Amazfit Band 5
Amazfitシリーズの中で最もコスパが良いスマートバンドです。
見た目は可愛くてオモチャみたいなのに基本的な機能がてんこ盛りです。
初期設定も先ほど紹介した「Zepp」アプリをダウンロードしてスマホとペアリングするだけなのですぐ終わります。
スマートウォッチ自体が初めて!という人の入門機としておすすめのスマートバンドです。
ただし、GPSは非搭載なのでスマホとセットで運用する必要があるので、スマホを持たずに手ぶらでランニングしたい人には不向きです。
ただし、親会社であるシャオミが販売している「Xiaomi Mi Band 5」と機能がかなり酷似しています。
「Xiaomi Mi Band 5」の方は「Amazon Alexa」が使えず「血中酸素濃度測定」ができないだけです。
大きくはこの2点だけ異なるだけなのに価格差が2,000円くらいあります。
なので、初めてのスマートバンドにはよりコスパの高い「Xiaomi Mi Band 5」の方もおすすめしたいですね。
Amazfit X
Amazfitの最高級フラグシップ機になります。
縦長の湾曲ディスプレイが目を引きまくりですが、それ以外の性能面は普通です。
100%デザインに全振りして価格が超高いので、コスパに優れるAmazfit製品の中ではかなり特殊な存在です。
Amazfit GTR 2(Classic & Sport)
こちらが現在のAmazfitシリーズの中でフラグシップとなる機種です。
左側のシルバーが「Classic Edition」で右側のブラックが「Sport Edition」です。
前作のGTRから正統進化して2になりました。
- Amazfitの代表モデルであり人気が高い。
- Amazon Alexaに対応。
- マイクとスピーカーを内蔵。
- 約3GBのストレージに音楽を保存して聴ける。
- 高性能な分、Amazfitの中では高価。
スマートウォッチ単独で音楽の保存と再生が可能なのがポイントです。
なので、スマホを持たずにワイヤレスイヤホンで音楽を聴きながらランニングしたい人におすすめです。
Amazfit GTR 2e
先ほどの「Amazfit GTR 2」の後に登場した廉価版がこの「Amazfit GTR 2e」です。
見た目はほとんど変わりませんが、スペックは若干グレードダウンしています。
Amazfit GTR 2 と Amazfit GTR 2eの違いはこんな感じ。
項目 | Amazfit GTR 2 | Amazfit GTR 2e |
ディスプレイ | 3D曲面ガラス DLCコーティング |
2.5D曲面ガラス 真空コーティング |
音楽保存ストレージ | ◯ (3GB) |
× |
スピーカー | ◯ (スマホとBluetooth接続で通話可能) |
× |
ディスプレイは見た感じ違いが分からなかったです・・・。
スマートウォッチで電話するのはダサいし・・・。
各種機能がダウングレードした代わりに価格が1万円ほど安くなっているので、私はこちらの「2e」の方が好みです。
Amazfit GTS 2
同じくAmazfitシリーズの中でフラグシップモデルであり、四角形のスクエア型となります。
性能的には先ほどの「Amazfit GTR 2」と同等なので、デザインの好みで選択する感じになります。
Amazfit GTS 2e
こちらもGTRシリーズと同様に、機能がダウングレードして価格が安くなった「Amazfit GTS 2e」が存在します。
Amazfit GTS 2 mini
ついに登場してしまったGTSシリーズの「ちょうどいいやつ」です。
この「GTS 2 mini」の出現によってスクエア型が安価で手に入るようになったので、安くてロングバッテリーがウリだった「Bip」シリーズの存在意義が無くなりました。
- スクエア(四角)型のスマートウォッチが安価で手に入る。
- どんな服装にも合わせやすい。
- とりあえずこれ買っておけばOK的なやつ。
- 2020年12月発売の最も新しいモデル。
- 音楽を保存することはできない(スマホの再生操作はできる)
かなりの高コスパで購入しやすい価格帯なので、スクエア型のデザインが好きな人におすすめです。
Amazfit T-Rex Pro
アウトドア向けのタフネス系スマートウォッチの「T-Rex」にプロ版が出ました。
GPSモードで連続40時間持続が可能という超バッテリー。
そして防水機能は水深100メートルに相当する10ATMなので、マリンスポーツやトライアスロンでも使っていけます。
Amazfit T-Rex
カシオの「G Shock」に似ているアウトドア仕様のスマートウォッチです。凄くカッコいいデザインがストライクです。
本体重量が58gと割と重めですがこのデザインなら多少ズッシリしている方がシックリきますよね。
こちらの「Amazfit T-Rex まとめ」の記事で詳しく解説しています。
- 見た目がGショック似でカッコいい。
- ベゼルが頑丈なのでアウトドアやスポーツで気兼ねなく使用できる。
- 耐高温、耐低温、耐湿、耐塩水に優れる。
- 手袋でも操作しやすい4つの物理ボタン。
- 気圧高度計や温度計などのトレイルランニング向けの機能は少し不足ぎみ。
- 専用ベルトなので交換ベルトがあまりない。
本気のランニングでGarminの上位モデルを使用するような人よりも、有機EL画面で見やすくカジュアルにランニングを楽しむひとに向いていると思います。
Amazfit Neo
ズバリ、カシオっぽいデザインですがしっかりスマートウォッチです。
液晶ディスプレイはカラーではなく白黒表示であり、GPSも搭載していません。
ですがそのことによって価格が安く、ファッション性の高いデザインとなっています。
Amazfitスマートウォッチのまとめ
- Amazfitは何でもそつなくこなす万能機。
- ラインナップが多いので好みのデザインや機能で選べる。
- それでいて価格がお安いからオススメ。
どれもコストパフォーマンスの高いスマートウォッチなので、あなたの気になった機種があればチェックしてみて下さい。