お疲れ様です、ツノうさぎです。
私が愛用しているAmazfitのスマートウォッチですが、続々と新機種が登場するため、種類やスペックを把握するのが大変です。
そこでこの記事に、
- Amazfitの良い点と悪い点のおさらい
- 現行のAmazfitの最新機種の比較
- 各機種がどんな人におすすめか
これらについて書き留めてみました。
Amazfitのスマートウォッチが気になる人の参考になれば嬉しいです。
Amazfitスマートウォッチのおさらい
まず、Amazfitのスマートウォッチについて簡単に説明。
公式サイトから引用。
Amazfit (日本語読み:アマズフィット)は、 Zepp Health Corporation (日本語読み: ゼップ ヘルス コーポレーション) が、2015年9月から展開しているプレミアムスマートウェアラブルデバイスの独自ブランドです。
私の記憶では「アメイジングフィットネス」を略して「アメイズフィット」だったと思っていましたが、正式に日本に進出する際に「アマズフィット」で統一したっぽいです。
一昔前はAmazfitのスマートウォッチは海外通販でしか購入できず、世界的に人気があったため、新作はすぐに完売して在庫の入荷待ちというのがほとんどでした。
最近ではAmazfitの公式販売代理店が「Amazon」や「楽天市場」に作られたので、普通に国内通販で購入できるようになりました。
海外通販だと配送に時間がかかるのでこれはありがたい。
それでは次にAmazfitのスマートウォッチのメリットとデメリットに触れていきます。
他社品と比べて価格は安く、性能は遜色ない
Amazfitは中国系のメーカーですが、中国製品が低レベルで粗悪な時代はもう終わっています。
Amazfitのスマートウォッチで使える機能を箇条書きしてみます。
- スマホ通知の表示(通話、メール、LINEなど)
- 常時点灯(表示)
- 心拍数の測定
- 睡眠の質の測定
- 血中酸素濃度の測定
- PAI数値で健康管理
- ストレスモニタリング
- 女性の健康のトラッキング
- GPSでランニング中のペースや距離、消費カロリーの把握
- 各種スポーツのデータ記録
- 万歩計
- ウォッチフェイスの変更
- 天気予報の確認
- タイマー、ストップウォッチ、アラーム
- スマホの音楽やカメラの操作
- 音楽の保存と再生
- Amazon Alexaの操作
Amazfitの機種の中でも出来る・出来ないはありますが、スマートウォッチに求められる大抵のことは出来ます。
日本国内でスマートウォッチと言えばこの辺りが人気です。
- Apple Watch(アップルウォッチ)
- Galaxy Watch(ギャラクシーウォッチ)
- Garmin(ガーミン)
これらのスマートウォッチと比較した時のAmazfitの私の評価はこのようになります。
- 健康管理のための各種トラッカーの充実。
- GPS搭載でランニングなどのアクティビティの分析も可能。
- バッテリー容量が大きくて長持ち。
- iPhoneとAndroidの両方で使用が可能。
- 価格が安い。
- 機種が多いのでデザインを選べる。
- 電子マネーは対応していない。
Amazfitには唯一「電子マネーが使えない」という弱点があります。
しかし、私の個人的な意見としては、スマホを常に持ち歩いている人はスマートウォッチで電子マネーを使う機会は少ないと思います。
実体験になりますが、左手首に装着したスマートウォッチではリーダーが右側にある駅の改札ではピッとやりづらいです。
また、お店での支払い時は左手をリーダーに当てるのに、腕をかなり前にグイーンと突き出す必要があり、なんかダサいです。
どうしても電子マネーをスマートウォッチで使いたい人にAmazfitは向きませんが、電子マネーはスマホでいい!いう人にとっては大きな選択肢となります。
本体システムや専用アプリがアップデートで進化
この画像は一昔前に海外通販サイトで個人輸入して買った日本未発売の「Amazfit Stratos 3」という機種です。
スマートウォッチ本体のバージョンアップがあり、常時表示機能が追加されたりしたこともありました。
当時はシステムの不具合や日本語の文字化けがたまに見られましたが、改善のレスポンスが早くて好印象でした。
また、Amazfitの専用アプリである「Zepp」アプリの完成度も高いです。
これですね。
Zepp(元のAmazfit)
Huami Inc.無料posted withアプリーチ
実際の使用シーンのイメージはこんな感じです。
こちらの画像は英語表記ですが、もちろん設定から日本語表示に変更できます。
スマートウォッチで取得した健康データやアクティビティの結果はこの「Zepp」アプリで確認します。
この「Zepp」アプリは頻繁に更新されており、データは見やすく、アプリの使い勝手も良いです。
Amazfitスマートウォッチの比較とおすすめ
Amazfitの比較表
まずは、現行の最新機種の比較表になります。
価格は公式サイトの定価を表示しているので、Amazonや楽天でもっと安く買えます。
商品ページにクーポンが付いてたりするので見逃し厳禁で。
機種名 | Amazfit Band 7 |
Amazfit Bip 3/Bip 3 Pro |
Amazfit GTR 4 |
Amazfit GTR Mini |
Amazfit GTS 4 |
Amazfit GTS 4 mini |
Amazfit T-Rex 2 |
発売日 | 2022年9月 | 2022年7月 | 2022年10月 | 2023年3月 | 2022年10月 | 2022年8月 | 2022年6月 |
価格(税込) | 7,980円 | 9,900円/13,750円 | 33,000円 | 19,800円 | 33,000円 | 16,800円 | 35,800円 |
カラバリ | ブラック ベージュ |
ブラック ピンク ブルー/クリーム |
ブラック ブラウン |
ブラック ピンク ブルー |
ブラック ピンク ホワイト |
ブラック ピンク ブルー ホワイト |
ブラック ブラックゴールド カーキ グリーン |
液晶サイズ | 1.47インチ AMOLED |
1.69 TFT |
1.43インチ AMOLED |
1.39インチ AMOLED |
1.75インチ AMOLED |
1.65インチ AMOLED |
1.39インチ AMOLED |
解像度 | 198×368 | 240×280 | 466x466 | 416×416 | 390x450 | 336x384 | 454×454 |
サイズ | 42.3 x 24.4 x 12.2 | 44.1 x 36.5 x 9.7 | 46.0 x 46.0 x 10.6 | 42.8×42.8×9.3 | 42.7 x 36.5 x 9.9 | 41.8 x 36.7 x 9.1 | 47.1 x 47.1 x 13.7 |
重量 | 約28g | 約33g | 約60g | 約36.2g | 約46g | 約31g | 約66.5g |
バッテリー | 232 mAh 12〜28日間 |
280 mAh 7〜14日間 |
475 mAh 7〜24日間 |
280 mAh 7〜20日間 |
300 mAh 4〜16日間 |
270 mAh 8〜45日間 |
500 mAh 10〜45日間 |
防水 | 5ATM | 5ATM | 5ATM | 5ATM | 5ATM | 5ATM | 10ATM |
PAI測定 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
モニタリング | 心拍数 血中酸素 ストレス 睡眠モニタ |
心拍数 ストレス 睡眠モニタ |
心拍数 血中酸素 ストレス 睡眠モニタ |
心拍数 血中酸素 ストレス 睡眠モニタ |
心拍数 血中酸素 ストレス 睡眠モニタ |
心拍数 血中酸素 ストレス 睡眠モニタ |
心拍数 血中酸素 ストレス 睡眠モニタ |
GPS | ー | Proのみ● 4 衛星測位 |
● 6 衛星測位 |
● 5 衛星測位 |
● 6 衛星測位 |
● 5 衛星測位 |
● 5 衛星測位 |
スポーツモード | 120種以上 4種の自動認識 |
Bip:60種以上 Pro:61種以上 |
150種以上 8種の自動認識 |
120種以上 7種の自動認識 |
150種以上 8種の自動認識 |
120種以上 7種の自動認識 |
150種以上 8種の自動認識 |
MIL規格 | ー | ー | ー | ー | ー | ー | ● |
音楽の保存 | ー | ー | ● | ー | ● | ー | ー |
マイク | ー | ー | ● | ー | ● | ー | ー |
スピーカー | ー | ー | ● | ー | ● | ー | ー |
※重量はバンド含む。
※MIL規格:「H202203154768-01EN」規格に準ずる15種類のテストをクリア、つまり超頑丈。
※ウォッチフェイスはどの機種も豊富、Zeppアプリでカスタマイズ可能。
※バッテリーの持ちは使用するモードで異なる。
※充電は全機種マグネット式。
Amazfit Band 7
Amazfitの現行モデルの中で最もお安く、入門機のポジション。
入門機と言ってもディスプレイの解像度は高く鮮明で、バッテリーも余裕で一週間持ち、各種健康系のセンサーを搭載して、スポーツモードも一通り揃っています。
Amazfit専用のZeppアプリと組み合わせることで毎日の健康状態を把握して生活の改善に繋がる。
スマートウォッチを初めて購入する人が「どんなもんか?」と手に取るには十分な機能と言える。
デメリットとして、縦長のディスプレイは視認性は非常に高いが、手首が細いと見た目が不格好になりがち。
それから唯一GPSを搭載していないので、スマートウォッチ単独でのランニングには向かない。
Amazfit Bip 3/Bip 3 Pro
Amazfitの入門機2号というポジションで正直あまり魅力を感じない。
その理由だが、元々はこの「Bipシリーズ」が入門機という立ち位置で人気を博していたが、先ほどの「Bandシリーズ」の方の性能が高まり画面サイズも大型化してきたためBipシリーズの需要はもうないのでは?と思う。
このようなスクエア型のデザインが好みであれば、後に紹介する「GTS 4」あるいは「GTS 4 mini」の方をおすすめする。
Amazfit GTR 4
こちらが伝統の「GTRシリーズ」の4代目であり、私は初代と3代目を所持しているが普通におすすめ。
やはりフラグシップモデルは物欲を満たしてくれるし、落ち着いたデザインは飽きずに長く使うことができます。
機能面では、本体に音楽を保存してワイヤレスイヤホンで再生できるし、GPS内蔵なので単独でランニングに使用できます。
マイクとスピーカーも付いているのでスマホとペアリング状態なら通話もできたりします。
価格こそ高価になるがそれに見合った性能と満足感を得られる主要モデルです。
Amazfit GTR Mini
Amazfitの中で発売日が最も新しい2023年3月に登場。
さきほどの「GTR 4」から音楽の保存、マイク、スピーカーの機能を除外したモデル。
スマートウォッチ単独で音楽を再生したい人意外はコッチをおすすめしたい。
スマホとペアリング状態なら曲送りなどの音楽コントロールは可能。
それから日本人の細い腕には43mmくらいのフェイスが似合うと個人的には思っている。
Amazfit GTS 4
先ほど紹介した「GTR 4」の本体形状がスクエア型になったもの。
機能面での微妙な違いとして、スクエア型なので画面の視認性が高いので、メールやSNSの通知が読みやすい代わりに、バッテリーの持ちは少し悪いといったところか。
あと、アップルウォッチにそっくり。
iPhoneユーザーでスクエア型がお好きならアップルウォッチでいいと思う。Androidユーザーなら逆にこっちの一択。
Amazfit GTS 4 mini
スクエアデザインが好きな人向けの入門機には、これをおすすめする。
アップルウォッチの入門機である「SE」は、37,800円と高額ですが、こいつは半額以下の値段で手に入ります。
アップルウォッチの話ばかりで申し訳ないが、コッチのほうがバッテリーが持つし、基本的な機能は網羅しているのでコスパがいいです。
Amazfit T-Rex 2
最後に紹介するのがアウトドアウォッチの「T-Rex 2」です。
このシリーズは昔からゴツめのG-SHOCKを彷彿とさせるデザイン性で人気があります。
フェイスが47mmとデカいので手首が細い人には似合わないかもしれない。G-SHOCK好きにはたまらない。
Amazfitの中で唯一「MIL規格」に準じており、超頑丈。水も暑さも寒さも気にすることなく腕に付けっぱなしにできます。
「GTR 4」や「GTS 4」と同じ価格帯の高機能モデルと言えます。
Amazfitスマートウォッチのまとめ
- Amazfitは何でもそつなくこなす万能機。
- ラインナップが多いので好みのデザインや機能で選べる。
- それでいて価格がお安いからオススメ。
どれもコストパフォーマンスの高いスマートウォッチなので、あなたの気になった機種があればチェックしてみて下さい。
おわり!