念願の初「Garmin」を購入!
2021年6月1日に発売したばかりの「VENU 2」を買いました。
なぜ念願なのかと言うと・・・。
私はカラダを鍛えるのが好きでジムに行ったりランニングをするので、ランニングウォッチの最高峰であるGarminに憧れていました。
プロランナーが好んで使用されるくらいGPSが高精度であり、専用アプリの使い勝手も素晴らしいと聞いていました。
そこでずっとGarminが欲しくてたまらなかったんですが、ガジェット好きの私としては「新作」を買いたいのでずっと待っていました。笑
ようやく私の求める機能を全て網羅した「VENU」の後継機である「VENU 2」が発売されたのでソッコー買いました。
数日かけて一通り使ってみたので、感じたことを中心にレビューします。
Garmin VENU 2のデザイン
開封した時の画像も少し載せておきます。
付属品はシンプルにこれだけ。
本体と充電ケーブルと取扱説明書とシール3枚です。
説明書は薄いので最初にサーッと読んでおしまい。
次に外観デザインの画像です。
フェイス周りは良くも悪くもシンプルです。
前作のVENUみたいに外周のベゼルだけ金色のやつの方がカッコいいかなーと思いました。
これですね。
まあでもビジネスでも使うことを考えればブラックで統一されていた方が都合はいいですかね。
裏面はこんな感じです。
中央にあるのがセンサー関連で、左側にあるのが充電用のコネクタです。
専用コネクタなのでケーブル無くしたら買わないとです。
次に側面から見た厚みです。
厚さは実測で12~13mmってところです。
装着してみると「充分薄い」と感じました。
外観のデザインに関しては全体を通して、デザインがシンプルでビジネスでもフォーマルでも自然に使えると思います。
ちなみに「VENU 2」用のケースを買ってみました。
2個セットで1,000円くらいだったので、あまり期待せずにポチりました。
TPU素材なのでフニャフニャしてますが、装着してみると。
結構いい感じやないかい!!
裏から見るとこんな感じ。
全体を覆うようにパカッとはめ込むタイプですが、勝手に外れるような様子もなし。
見た目だけでなくケースとして画面が傷つくのを防げるので、これはいい買い物でした。
Garmin VENU 2の操作性
確か前作の「VENU」はタッチ操作時の画面の動きに、もたつきがあるというレビューが多かったです。
ですが今作の「VENU 2」は改善されたのかヌルヌル動きますね。
海外の方ですが「VENU 2」と「VENU 2S」を操作している動画が参考になります。
それと、私が感じた不満点は、常時表示ができないところです。
スマートウォッチの画面を表示させるために手首を返す動作が必要になります。
とは言え、手首を顔に向けてからディスプレイが表示されるまでは早いし、その分、バッテリーの持ちが長いと考えればマイナスではないです。
逆に、操作せずに放置した際のディスプレイが消えるまでの時間は3種類から設定できました。
Garmin VENU 2のサイズ・装着感
私も購入前は「45mmのVENU 2」か「40mmのVENU 2S」のどちらを買うか凄く悩みました。
結果的には45mmにして良かったと思いました。
ちなみに、私が所持している「Amazfit GTR 42mm」と比較するとこんな感じです。
ちょっと遠近法で分かりづらいかもですが、私には42mmだと少し小さいかなーって思います。
それと「40mmのVENU 2S」の方にはブラックが無いのも私的にはウーンでした。
それから、つけ心地は非常に良いです。
「VENU 2」本体の重量が49.0gと軽いし、厚みも12mmくらいなので邪魔になりません。
付属しているベルトもサラサラと柔らかくて肌に当たる感じが優しい。
私は最近までメタルバンドのスマートウォッチを使用していたので余計に軽く感じます。笑
軽くて薄いから睡眠ログの取得のために、寝ながら装着していても気にならない。
Garmin VENU 2の機能性
機能は非常に多いです。
大抵のスマートウォッチで出来ることは全部できると思います。
まずは充電する
まずは充電しないと始まりません。
充電ケーブルを本体裏面の端子に「パチッ」っと挿します。
正直、ワイヤレス充電っぽくなるマグネットタイプの方が好みですが、まあ差し込み型でも別にOKです。
ただし、充電中のこの状態はダサいです。笑
まあでも毎日風呂に入ってる間に充電するのでそこまで気にはなりません。
ちなみに、風呂に入る30分の充電だけで、その日の消費バッテリーを取り返せるくらいにはバッテリー強いですね。
スペック表では通常使用で約11日間ほどバッテリーが持つようですが、私はほぼ毎日GPSを使っちゃうので何とも。
個人的にはバッテリー面に不満は全く無いです。
ペアリングして初期設定
基本的にVENU 2の画面の指示に従っていけばすぐに完了します。
とりあえずスマホに下記2つのアプリをダウンロードしておきましょう。
ひとつめが「Garmin Connect」です。
Garmin Connect™
Garmin無料posted withアプリーチ
基本的にはこのアプリとセットで運用することになります。
ふたつ目が「Garmin Connect IQ」です。
Garmin Connect IQ™
Garmin無料posted withアプリーチ
ウォッチフェイスや必要なアプリのインストールに使用します。
どちらも必須のアプリでダウンロードは無料です。
ウォッチフェイスの交換
先ほどの「Garmin Connect IQ」というアプリからウォッチフェイスがインストールできます。
こんな感じで無限にウォッチフェイスが出てきます。
中には「支払い」となっていて有料のやつもありますが、大量に無料のウォッチフェイスがあるので気に入るやつがあると思います。
配布されている各ウォッチフェイスの設定画面は英語表記ですが、自分好みに表示項目を調整できるようになっていました。
私は英語が苦手なので初期状態でいいです。
実際に色々なウォッチフェイスを試してみましたが、どれもとにかく表示がキレイ、さすが有機EL。
スマホの通知表示
スマートフォンの通知をそのまま「VENU 2」に表示することができます。
iPhoneに入れているスケジュールを通知してくれます。
それから私はメールとTwitterの通知をオンにしています。
メールは最後まで読むことが出来ませんが、冒頭だけ読めればだいたいの内容は理解できます。
バイブの強さも大きすぎず小さすぎず、ちょうどいい感じ。
生活ログの取得
生活ログを取得する機能は一通り揃っていて、このように一覧でチェックが可能。
各生活ログを選択すれば詳細を確認することができます。
Garmin独自の機能である「ボディバッテリー」は、リアルな体の疲れと連動していてなかなか面白いです。
「あー疲れてるから休むか」とか「最近は睡眠時間が取れてないから今日は早く寝るか」というように使えます。
ワークアウト中とその後のデータ分析
私が使用するのは主にウォーキングとランニングです。
こんな感じで、スマホを持たずにGPSでデータを取りながらランが出来ます。
この時だけは撮影のためiPhoneを持ってましたが。笑
ランニング中は「経過タイム」「距離」「ペース」「心拍」「ラップ距離」「ラップタイム」「ラップペース」などが見れます。
左右にスワイプすればホーム画面を確認することも出来ました。
スマートウォッチ本体の厚みが薄くて重量も軽いから、ランニング中も手首の重量が気にならなくていい感じ。
走り終えたら専用アプリの「Garmin Connect」で色々なデータ分析ができます。
詳細画面では、心拍数、距離、時間、ペース、速度、消費カロリー、ラップ、ピッチ、ストライド、高度などなど、色々分かってランニングのモチベーションが高まります。
GPSが日本の上空に位置する衛星である「みちびき」に対応していて高精度なのもポイント。
別のスマートウォッチとGPS精度を比較するとこんな感じ。
やはり「みちびき」に対応しているとGPSの精度が高いですね。
ちなみにランニング中は「骨伝導イヤホン」を使っています。
こんなやつ。
ランニングしてる時にイヤホンをしちゃうと車の接近に気が付けず、ビビる時があります。
その点、この骨伝導イヤホンなら、耳の近くでスピーカーが鳴っている感じで、周辺の環境音も一緒に聴き取ることが出来ます。
ランニングの良い相棒です。
音楽を保存してワイヤレスイヤホンで聴く
スマホなしで「VENU 2」単独で音楽を聴く方法はいくつかあります。
大きく分けて2種類の方法があります。
- SpotifyやLINEミュージックやAmazonミュージックを利用する。
- パソコンと接続して音楽データを直接保存する。
私は「Amazonプライム会員」なので、Amazonミュージックを使っています。
Amazonミュージックのアプリ内で「ランニング用」のプレイリストを作成します。
そのプレイリストを「VENU 2」の画面で選択するだけで同期ができます。
あとは「VENU 2」とワイヤレスイヤホンをBluetoothで接続すれば、音楽を聴きながらランニングが出来ます。
私は試してませんが、パソコン経由で音楽データを保存する場合は「ガーミンエクスプレス」というソフトを使うとか何とか。
電子マネーのSuicaを使う
スマートウォッチ単体で「Garmin Pay」を使うためには、最初に「Garmin Connect」で設定する必要があります。
普段使用しているSuicaを登録するのではなく、新規で取得する感じでした。
スマホを取り出すことなく手首のスマートウォッチでSuicaで支払いが出来るのは凄く楽ちんです。
こちらはランニング中に自販機でドリンクを買っている様子です。
スマホと同じくバックライトディスプレイだから、日中の炎天下では画面が見づらいですね。
その代わり室内や夜は抜群に見やすいです。
スマホを持たないランニング最高です。
Garmin VENU 2の比較
Garmin内での立ち位置
Garminのスマートウォッチはその目的に合わせて、大きく4種類にカテゴライズされています。
私の所感はこうです。
- ビジネスアスリート
「fēnix」と「MARQ」シリーズがあり、どっちもカッコいいが10万円超えとバカ高い。 - ライフスタイル
生活ログからワークアウトまで対応しており、Suica対応モデルも多い。 - アウトドアカジュアル
過酷なアウトドア環境でも使える「Instinct」が人気。ただし、結構ゴツイ。 - スポーツ
「ForeAthlete」は優れたランニングウォッチだが、解像度が少し低いので画面が荒い。
この中から私は「ライフスタイル」に分類される「VENU 2」を買った次第です。
価格が高すぎず、Suicaが使えて、ビジネスでも使えるデザイン、解像度が高くて画面がキレイ。
このような考えから「VENU 2」を選びましたね。
他メーカーのスマートウォッチと比較
やはり対抗馬筆頭は価格帯も近い「Apple Watch」でしょうね。
iPhoneでしか使えませんが、スマートウォッチ上で使えるアプリが豊富で多機能です。
私が「Apple Watch」ではなく「VENU 2」を選んだ理由は3つ。
- 日本国内のスマートウォッチは「Apple Watch」が65%を締めるという調査結果があり、他人と被りまくる。
- スクエア(四角形)のデザインが個人的に好みじゃない。
- アプリが豊富だけど、そういったことはスマホでやればいいかなって思う。
個人的にはこのように感じていたのでGarminにしましたね。
ちなみにAppleは毎年9月に「Apple Watch」の新作を発表するので、買うならそのタイミングがベストですね。
Garmin VENU 2のまとめ
メリット、デメリットを簡潔にまとめます。
- 円形で落ち着いたデザインだからビジネスからフォーマルまで自然に使える。
- スマホが無くてもスマートウォッチ単独でSuicaが使える。
- GPSが日本の「みちびき」対応なので高精度。
- 通常使用で約11日間持つロングバッテリー。
- サクサク動いて操作性も良い。
- 多機能がゆえに価格が高い。
- 常時点灯はできない(ここは好みによる)
- 充電中に画面が横向きになる
お値段は高いんだけどその分、機能は充実しているので所有欲はしっかり満たされます。
心拍数を始めとした生活ログの取得から、自分の健康を管理するためのウェアラブルデバイスとして、お風呂以外はずっと身に付けておきたい。
そして、GPSを活用した運動をしたくなるような衝動に駆られます。
おすすめ。