日常生活にスマートウォッチがかかせないツノうさぎでございます!
近年グイグイきている「Xiaomi 」傘下の「Huami」から気になる新作のスマートウォッチが2020年12月に発売されました。
それが「Amazfit GTS 2 mini」であり、立ち位置としては、最近発売されたばかりの「Amazfit GTS 2」というハイエンドモデルの「mini」バージョンです。
Amazonではまだ発売しておらず、楽天かYahoo!での購入になります。
価格は16,800円(税込)であり、今なら楽天ポイントが20倍の3,360ポイントつくので、実質13,440円です。
これまでのAmazfitは、中国版とか国際版とかでややこしかったので楽天やYahoo!のAmazfit公式から購入できるのはありがたいw
「Amazfit GTS 2 mini」の性能を紐解いてみます。
Amazfit GTS 2 miniはこんなスマートウォッチ
まずはこれまでのAmazfitのおさらい。
これまでのスクエア(四角)型のAmazfitは、安価なローエンドモデルはBipシリーズ、高価なハイエンドモデルはGTSシリーズという棲み分けでした。
今回の「Amazfit GTS 2 mini」は高機能なのに安価という、これまでのBipシリーズの存在意義を消してしまいそうなほど出来が良いですw
それではどんなスマートウォッチなのか機能を見ていきます。
外観デザインは見やすいスクエア型
スクエア型なのでAppleWatchに似ています。
というか四角の形だとどうしても全部こんな感じになりますよね。
丸型よりも四角型の方がディスプレイに表示できる情報量が多いので、スマートフォンの通知を表示するのにも便利です。
ディスプレイのサイズは1.55インチAMOLEDであり、解像度は320×302pxなので画面はかなりキレイです。
カラーバリエーションはブラック、ピンク、グリーンの3色から選べます。
ピンクとかグリーンのあたりがBipシリーズを踏襲してる感じがします。
あとはこの通り軽量です。
ストラップなしで19.5gという重量はスマートウォッチの中でもかなり軽い方です。
軽い方が付け心地が良いし睡眠管理のために寝る時に付ける人でも負担が小さく疲れずに済みます。
バッテリーが相変わらず強い
バッテリーの容量は220mAhであり、普通に使っていれば14日間も稼働するというロングバッテリーです。
バッテリーの弱いスマートウォッチだとスマートフォンと一緒に2台とも充電しないといけないので結構なストレスになります。
GPS内蔵モデルはランニングのお供に
70種類のスポーツやワークアウトに対応しているみたいです。
私の場合は特に屋外ランニングと室内トレッドミル(ルームランナー)をする時に、心拍数管理やペースなどをリアルタイムで確認するのに使います。
色々なスポーツモードに対応しているのは使ってみたいです。
Zeppアプリの使い勝手が良い
Amazfitのスマートウォッチで使われるこの「Zepp」アプリの使い勝手が良いです。
ランニングの後に実際に走ったコースを地図で見たりペースの実績をチェックできます。
他にも毎日の歩数や睡眠の質をチェックしたりとなかなか使いやすいです。
Amazfitは世界的に人気で利用者が多いので、アプリのバージョンアップの頻度も高く、ドンドン使いやすく進化していってます。
ウォッチフェイスは常時表示可能で種類も多い
あとはいつも通りですが、有志がオリジナルのウォッチフェイスを作成して配布してくれたりするのも、世界的に使用者の多いAmazfitならではです。
ウォッチフェイスを変えると気分も上がって良いです。
Amazfit GTS 2 miniの性能比較
Amazfitのスクエア型で比較
具体的なスペックの比較を表にしたのみ確認してみて下さい。
こちらの表は発売日順に並べてあります。
区分 | ローエンド | ハイエンド | ローエンド | ハイエンド | ローエンド |
画像 | |||||
機種名 | Amazfit Bip S | Amazfit GTS | Amazfit Bip U | Amazfit GTS 2 | Amazfit GTS 2 mini |
価格 | 12,000円 | 16,800円 | 11,880円 | 29,800円 | 16,800円 |
発売日 | 2020年1月 | 2020年1月 | 2020年10月 | 2020年12月 | 2020年12月 |
サイズ | 42x35.3x11.4 |
43.25x36.25x9.4 | 40.9x35.5x11.4 | 42.8x35.6x9.7 | 40.9x35.5x11.4 |
重さ | 31g | 24.8g | 31g | 24.7g (ストラップなし) |
19.5g (ストラップなし) |
画面 | 1.28インチTFT液晶 | 1.65インチAMOLED | 1.43インチTFT液晶 | 1.65インチAMOLED | 1.55インチAMOLED |
解像度 | 176×176 | 442×348 | 320×302 | 348×442 | 320×302 |
バッテリー 容量 |
200mAh | 220mAh | 225mAh | 246 mAh | 220mAh |
バッテリー 持ち |
通常使用:15日間 時計使用:90日間 |
通常使用:14日間 時計使用:46日間 |
通常使用:9日間 | 通常使用:7日間 時計使用:20日間 |
通常使用:14日間 時計使用:21日間 |
防水等級 | 5ATM | 5ATM | 5ATM | 5ATM | 5ATM |
通知機能 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
GPS | ◯(GPS+GLONASS) | ◯(GPS+GLONASS) | × | ◯(GPS+GLONASS) | ◯(GPS+GLONASS) |
健康 センサー |
心拍数測定、PAI健康評価、歩数計測、消費カロリー睡眠測定 | ||||
SpO2 センサー |
× | × | ◯ | ◯ | ◯ |
スピーカー マイク |
× | × | × | ◯ | × |
Amazon Alexa |
× | × | × | ◯ (日本語対応予定) |
× |
スポーツ モード |
◯(10種類) | ◯(12種類) | ◯(60種類) | ◯(12種類) | ◯(70種類) |
カラバリ | カーボンブラック ホワイトロック ウォームピンク レッドオレンジ |
デザートゴールド キャンディレッド ローズピンク ドルフィングレー オブシディアンブラック グレーシャーブルー |
ブラック ピンク グリーン |
ブラック グレー ゴールド |
ブラック ピンク グリーン |
※価格は2020年12月時点の楽天のAmazfit公式を参照(ポイントが付くので実際はもっと安い)
それぞれの機種を簡潔にまとめるとこんな印象です。
- Amazfit Bip S
→ビックリするくらいロングバッテリーだけど白黒画面で解像度も低いからお勧めしない。 - Amazfit GTS
→GTS 2の登場で割安になったから狙っても良かったんだけど、血中酸素濃度も測定できるGTS 2 miniの登場で死んだかも。 - Amazfit Bip U
→GPSを搭載したGTS 2 miniの登場で存在が食われた。 - Amazfit GTS 2
→スピーカーとマイクを内蔵しており音楽の保存と再生も可能でAmazon Alexaも使えるハイエンド機だが価格が高価である。 - Amazfit GTS 2 mini
→購入しやすい安価なローエンドモデルの全てを過去にして頂点に君臨した。
とまあ、私個人の感想はこんな感じです。
他にも、スマートウォッチを買うなら他に挙がる候補として「AppleWatch」や「Garmin」がいると思うので所感を書いておきます。
AppleWatchとの比較
やっぱり価格がネックです。
現行モデルの「Apple Watch Series 6」が42,800円(税別)です。
廉価版の「Apple Watch SE」でも29,800円(税別)です。
AppleWatchは、電子マネーが使えたり、GPSが「みちびき」対応で高精度だったり、アップルストアのアプリが使えたりと、機能は素晴らしいです。
ですが、いかんせんバッテリーが貧弱すぎるのが大きなマイナスです。
あとはiPhoneじゃないと全ての機能を活用できないのでAndroidの人には向きません。
Garminとの比較
こちらも価格が高いです。高級品です。
GarminもGPSが「みちびき」対応なので高精度です。
本気のマラソンランナーはGarminを買った方が満足できると思いますが、もう持ってるかと思います・・・。
私も趣味ランナー程度ですがランニングをするので高精度なGPSにはすごく惹かれます。
ところがスマートウォッチは普段使いにも活用したいので画面の解像度も高い製品が欲しい!となるとやっぱり価格が高すぎるんですよね。
Amazfit GTS 2 miniのまとめ
新作の「Amazfit GTS 2 mini」の所感をまとめるとこうなります。
- スクエア(四角)型のスマートウォッチが欲しい人。
- 最初から高価なスマートウォッチはちょっと・・・な人。
- 毎日頻繁に充電したくない人。
- 基本的な機能を使ってみたい人(心拍数、歩数、消費カロリー、睡眠管理、通知機能、ランニング、血中酸素濃度など)
- スマートウォッチだけで音楽を聴きたい人。
- スマートウォッチで電話したい人。
- スマートウォッチで電子マネーを使いたい人。
- 高精度GPSでランニングやマラソンをしたいガチランナーな人。
スマートウォッチに必要な基本的な機能は全て網羅されているし、価格も手頃だし、世界的な人気も申し分なしです。
初めてスマートウォッチを買ってみようかなっていう人には、間違いなく満足できる代物だと思います。
おわり!